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独立開業する人って優秀な人?エリートなのか?

美容師さん理容師さんは、他の業種に比べ、その道を志したときから多くの人が、やがて自分の店を持つ、すなわち独立開業を視野に入れていることが比較的に多いといいます。とはいっても理美容業界全体の人口割合から考えれば、実際に独立開業する人はほんの一握りであり、基本的に優秀な人材だから、エリートだからこそ独立開業に踏み切るのです。しかし、独立開業そのものは果たせても、開業後僅かな期間で退店するようでは意味がありません。開業後は永遠に続く店にならなければ結局は失敗となるのです。

どの業界でも独立開業する人は全体から見ればほんの一部

美容師さんという仕事は、まだ学生や職する以前の段階から

「いつかは自分の美容室を持ちたい」という目標を持ち

将来の独立開業を視野に入れて選ばれる職業とも言われています。

とはいえ、全国の美容師全体の中で実際に独立開業する割合は

実は一握り程度です。
このデータから考えると実際に独立開業を実現させる人物というのは、

優秀なエリートなのかもしれません。

開業は実現しても、長く存続している店も少ないのが現実

しかし、その独立開業は実現できたとしても開業2年目以降も運営をきちんと続けて存続している率は、

ほんの一握りで極めて少ないのが現実なのです。

29歳で独立した私も当時は若いうちから独立開業することは凄いことだと思っていました。

 

仮に同級生が独立しようものなら・・・
「あいつ、独立したんだって!すごくねぇ?」

一般的には独立そのもの自体が凄いと思えてしまうものです。

しかし、独立開業そのものは、一定条件を満たせば誰にでも可能なことなのです。

もし、独立開業を果たし、

「あいつ凄いね。さすがだ!あいつは成功者だ!」

と一時的に賞賛されたとしても、

わずか1~2年で運営が困難となりお店を閉めることになろうものなら、たちまち

「あいつ、失敗したんだってさ、独立なんて甘いなと思ってたんだよね。」

周囲は手のひらを返したように、このような見方になってしまうでしょう。

独立開業して自分のお店を持つことは決してゴールではないのです。

店を手にするということは、単純に道具を買っただけの話

開業は、先々の長い運営の為の大きな道具(=店)を手にする段階でしかないのです。

このお店という高額な道具を手に入れても、長い期間にわたり使わずに終了してしまってはまるで意味がありません。

健全な運営をしている立派な開業者というのは、開業時に手にした道具(=店)をとことん使い込んで、

いずれ道具の買い換えのごとく改装したり、拡大のために移店をしながら、開業当初よりもパワーアップしていく人なのです。

真のエリートとは?

若い時期に独立開業して店を手に入れたとしても、それは決してエリートではないということです。

開業してそれこそ十年の月日が経過した段階においても

ずっと健全運営がを続けており、常に客に喜ばれて続けている。

事業拡大して店舗数を増やしている。

沢山の優秀なスタイリストを排出している。

10年後このような状況を得ていたのなら、これは、まぎれもなく

「成功しているエリート」と周囲から言われるではないでしょうか。

 

 

著者:飯島由敬

ヘアサロン開業アカデミー代表
美容室開業プロデューサー

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