10年後の健全経営を見据えた美容室の独立開業のお手伝い

2023年02月10日

• 進行中開業計画

美容室warawa（ワラワ）開業計画。いよいよ念願の店舗工事が終了し、引渡の日となりました。当初飯島も現地で立ち会い予定でしたが、まさかの大雪警報のため、急遽ZOOMによる検査立ち会いに。

ここのところ、連日大忙しの埼玉県狭山市柏原の美容室warawa（わらわ）オーナー福山裕太郎さんです。

旧職場である美容室を1/15に退職以降、暇な時間は一切なく、連日様々な開業準備のための日々を送っています。

 

しかし、その忙しさの甲斐あって、念願だった店舗がついに工事終了となり引渡検査がありました。

工事契約時に定めた予定通り、2/10の引渡検査ですが、なんと、この日に限り、関東地方だけにとどまらず、各地で大雪警報が発令されていました。

本来、全監修の大役を担う飯島は、この店舗工事引き渡しには必ず同行し、立ち会いのもとに厳しいチェックを行うのですが、ちょうど検査を予定していた午後あたりから、雪が激しさを増し、交通機関も止まってしまう可能性があるというニュースが、昨日から頻繁に流れていました。

 

さすがに、狭山市までたどり着いたものの、帰れなくなると大変です。ということで、福山さん、設計担当の藤井氏、工事業者と相談の上、飯島は安全策としてZOOM越しで検査に立ち会うことにしたのです。

 

しかし、工事業者や藤井氏だって、帰れなくなるのは同じことでは？

実はこれがラッキーなことに、藤井氏はほぼ現場の隣町、所沢在住なので、本当に近いところにいるのです。

そして、工事業者に関しては、こうした天候の変化に伴う対処は常に想定しているものらしく、それほど問題ではないというのです。

 

なので、飯島だけオフィスの椅子に座り、口だけ番長で参加させてもらったわけです。

福山さんにはZOOMに繋げたipadを持ってもらい、検査箇所をカメラで追いかけながら実況中継のような形で飯島にも状況がしっかり把握できるように検査を進行させました。

とまぁ、そんな体制で臨んだ工事引渡検査ですが、近所の利もあった藤井氏が、それこそ頻繁に工事中の現場に足を運んでくれたこともあり、店舗工事の不良箇所や、問題点は極めて少なく、非常に精度が高い施工で今回の工事を完了することができました。

 

最後は、店舗工事完了に伴い、施主である福山さんから、店舗デザイン設計の藤井氏と工事業者にそれぞれ、最終の支払いをする指示を飯島が細かく指示してこの日の検査立ち会い（立ち会いって呼んで良いものか・・・？）を終えました。

ちなみに、店舗工事に関しては、一切の追加の支払いはなく、最初に契約した時の額面のまましっかり工事を完了させてくれました。

え？それってアタリマエのことじゃないの？

という疑問がありますよね？

 

そう、これ、意外と違うんです。本当に店舗工事終了時には、本当にいろいろなことがあるもので、

当初の想定外の追加工事が発生したりして、この段階で、追加予算を支払ってください。。。

みたいなことがあるあるなんです。

 

このタイミングで告げられる追加の支払いって、オーナーにとって、顔面蒼白ものです。

しかも、工事という大掛かりなモノですからね、追加で数十万円ちょうだいね、なんて言われることすごくよくある話なんです。

 

実は、こうした出っ張り要素となる部分を、工事中から店舗設計担当の藤井が目を光らせ、オーナー福山さんの負担が出ないように絶妙なコントロールをするのです。

追加予算が発生しそうな要素があるようなら、その時点で、工事業者側と何度も調整し、出っ張りがでるなら、その出っ張り部分と同額で、他の部分の節約要素を探し、調整するとか、本当に色々な策を講じるわけです。

 

そして、更にですが、実は福山さんと飯島の間で、事前に、不慮の追加予算に備えて、工事予算の部分に「危険予測予備費」を確保しておき、最悪、出っ張りが発生して、それをどうにも減らすことができない時に、その予備費を使うという、いわゆる保険的な隠し金を用意しておくのです。

 

実は、これは、飯島監修下の過去すべてのプロデュース案件で使ってきた手法であり、ときにはこの予備費のお陰で、オーナーは心を乱さずに済んだという事例は多いのです。

 

しかし、今回は、結果的にこの追加要素が無かったわけです。

いや、実際には存在したんですけどね、藤井が工事業者との調整でしっかりプラマイゼロにしたんです。これも、工事の途中でしっかり飯島に報告があり、その時点では危険予測予備費が若干使われる予定だったんです。

 

さて、ということは、避けておいた危険予測費は使わずに済んだということ、ではこのお金は？

そう、そのままこれから先の運転資金に加えるとうことです。

 

この僅かな資金コントロールにより、福山さんの心は、平穏を保ち、ベストコンディションでオープンを迎える準備が整うというわけです。

 

こうした、微妙な連携も、設計と工事、それぞれが別の請負で分けることにより成立するものなんです。

福山さんは、最初の相談時には、こうした本当に様々で複雑に絡み合う開業までのプロセスは、まるで想像できなかったはずです。

 

しかし、実際の計画の渦中で目の当たりにしたいろいろな出来事に対し、到底、初心者である自分では為す術がまるでなかったことを実感しているそうです。

飯島が関わって来た歴代開業者さんが言う共通の言葉があります。

「飯島さんに頼まず、僕一人でやっていたら絶対にこのような日を迎えていなかったはずです。絶対にガタガタだったと思います」

今回も、福山さんは、しっかり飯島にこの言葉を伝えてくれました。

ああ、わかってくれた！という嬉しさ、そして大きなやり甲斐、

こういう瞬間に毎回感じさせて頂いております。

 

毎度、オーナーさんと同じような達成感がこの仕事の醍醐味です。

ありがとうございました！

 

warawaホームページ
https://warawa-hair.com/

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今回の美容師さんと共に歩んできたプロセスはこちらで確認できます

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◯11/3・フルプロデュース前の融資コンサルの様子

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◯11/7・1回目の打ち合わせ

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◯11/14・2回目の打ち合わせ

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◯11/21・3回目の打ち合わせ

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◯11/28・4回目の打ち合わせ

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◯12/5・5回目の打ち合わせ

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◯12/12・6回目の打ち合わせ

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◯12/19・7回目の打ち合わせ

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◯12/22・8回目の打合せ

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◯12/26・9回目の打合せ

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◯2023/1/5・10回目の打合せ

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◯1/12・11回目の打合せ

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◯1/18・12回目の打合せ

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◯1/18・13回目の打合せ

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◯1/27・14回目の打合せ

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◯2/3・15回目の打合せ

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◯2/7・16回目の打合せ

https://bh-inc.co.jp/bh-inc_wp/news/230207-warawa-16/

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その更に前のプロセス

事前プロデュースの行程（一覧）

↓

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