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進行中開業計画

美容室WARAWA(ワラワ)開業計画11回目はグラフィックのみ・そして本日工事着工!

美容室warawa(ワラワ)開業計画。フルプロデュースの打合せ11回目。販促物作成のためのグラフィックデザイン打合せも最終段階のラストスパートです。そして店舗工事、いよいよ着工しました!

前回の打合せに引き続き、美容室warawa(ワラワ)の打合せ11回目は販促グラフィックの打合せのみで、大詰めの段階を迎えています。店舗のオープン予定は3月上旬予定なので、飯島率いるフルプロデュース下では、1月中旬までには紙媒体の販促物(チラシ、名刺、ポイントカード、紹介カードetc…)の入稿を済ませ、オープンの2〜3週間までに開業オーナーさんの手元に現物が届くように手配をサポートします。

ところが、過去によくある事例なのですが、せっかくこうしたスケジュール監理のもと、オーナーさんが1日も早くオープン告知のポスティング作業に入れるように導けたとしても、肝心のオーナーさん側でポスティングする人手がまるで足りず、全然チラシをバラ撒けず仕舞いだったという例も少なくありません。

 

よく美容師オーナーから多く聞く話なのですが、

「僕が勤務する店って開業して数年立っているのに、オープン時の告知チラシが大量にバックヤードに積んであるんですよ・・・これなんででしょうか?」

 

はい、まさしく、このような事例が今お話した、人手不足でチラシが全部ゴミになってしまった実例といえます。

 

まず、オープン告知チラシというのは、非常に短命の紙媒体アイテムです。

店舗のオープンを知らせる役目を持つこのチラシは、せいぜいオープン3週間前〜オープン後の2週間後ぐらいまでの命ですね。まるでセミのように命が短いんです。

ところが前述したように、開業直前の大忙しの真っ只中、オーナーさんは開店準備でチラシを撒く時間など本当に取れない。そして、開業後も同じです。特に開業直後というのは、比較的に新しい店が出現したサプライズにより“オープン景気”という波があるんです。友人知人や親族も祝福がてら来店してくれることもあるでしょう。

そうこうしているうちに、2週間なんてすぐに経過してしまいますね。そんな慌ただしいオープン日前後です。せっかく大量に用意したオープン告知チラシ、2週間後以降は、まるで死骸のような状態でバックヤードに眠り続けるというわけです。しかも開封もされてない状態でね。

 

まぁ、なにが言いたいかわかりますよね。チラシやHP(ホームページ)早めの手配は最低条件であることは間違いありません。しかし、それを拡散すべく人手の手配も重要なのです。これが確保できないのならば、すべて片手落ちということですね。

 

チラシの印刷にかかる費用だって決して安いものではありません。

現金という名のお札を、チラシというあまりにも美しい別の紙に交換したものの、それを多くの未来のお客様の手に届けること無く、バックヤードで生涯を終える・・・

 

ほんと、こんな滑稽な話にならないよう、とにかく準備とはいっても、しっかり勘所を抑えた準備でなければなんにもならないわけですね。

 

今回の美容師オーナーさん、いよいよ本日から3日後の1/15が現職場の最終勤務日となります。

まだまだお顔は公開できませんが、退職後から3月の1週目のオープンを目指し、様々な忙しさが待ち受けています。今日のお話で取り上げたポスティングも、HP制作に伴いブログ記事の配信もその中に含まれています。その他、ほとんどの開業者さんは想像もできないほどにやるべきことが山積みです。

オープンから遡って、必ず退職日から90日は確保するように毎回指導していますが、案外これでも日数が足りなくなるケースもあるほどなんです。

将来開業を目指している美容師さん、理容師さん、これだけは本当に気をつけてください!

この退職からオープンまでの90日確保は、大量な過去の開業者の生の経験データですから、絶対に間違いないんです。覚えておきましょう。

 

さてさて、そして本日、ついに店舗工事が始まりました!

今日の辻井とのZOOM打合せ直後にオーナーさんは現場に行き、店舗デザイナー藤井と合流し、工事着工に立ち会ったそうです。藤井から送られた写真がこちら

現場は、元カフェの跡地ゆえ、解体撤去も、今回のオーナーさんの費用負担です。こうした解体費って、選んだ物件によっては当然不要のもの。出店物件選びで工事費は、簡単に100万円単位の違いを生み出すところが悩ましい限りなんですよね。しかし、その負担をしたとしても多大なるメリットがあると判断して選んだこの物件での出店計画です。飯島の監理監修下なので当然ですが、オーナーさんの予算オーバーの危険度は今の所ゼロ。というより、余剰金を十分に残しての開業が実現予定です。

退職までまだ3日あるので、まだまだオーナーさんの姿はボカシを入れさせてもらっております。

次回の当コラムで、いよいよプロフィールをご紹介できると思います。

 

<2023/1/16追記>
埼玉県狭山市柏原美容室 warawaホームページ(準備中)
https://warawa-hair.com/

オーナー:福山裕太郎さん


今回の美容師さんと共に歩んできたプロセスはこちらで確認できます

↓ ↓ ↓

◯11/3・フルプロデュース前の融資コンサルの様子

https://bh-inc.co.jp/news/221103-bh-loan-consulting/

◯11/7・1回目の打ち合わせ

https://bh-inc.co.jp/news/221107-warawa-1/

◯11/14・2回目の打ち合わせ

https://bh-inc.co.jp/news/221114-warawa-2/

◯11/21・3回目の打ち合わせ

https://bh-inc.co.jp/news/221121-warawa-3/

◯11/28・4回目の打ち合わせ

https://bh-inc.co.jp/news/221128-warawa-4/

◯12/5・5回目の打ち合わせ

https://bh-inc.co.jp/news/221205-warawa-5/

◯12/12・6回目の打ち合わせ

https://bh-inc.co.jp/news/221212-warawa-6/

◯12/19・7回目の打ち合わせ

https://bh-inc.co.jp/news/221219-warawa-7/

◯12/22・8回目の打合せ

https://bh-inc.co.jp/news/221222-warawa-8/

◯12/26・9回目の打合せ

https://bh-inc.co.jp/news/221226-warawa-9/

◯2023/1/5・10回目の打合せ

https://bh-inc.co.jp/news/230105-warawa-10/


その更に前のプロセス

事前プロデュースの行程(一覧)

https://bh-inc.co.jp/news/221031-bh-pre-produce-index/



オンライン動画講座集

↑bh飯島由敬・動画オンライン講座集リストへ


【bh飯島由敬・著書及び監修書籍】

著書(2023年発売)

解説美容室開業

著書(2022年発売)

店舗開業のあたりまえ

著書(2018年発売)

美容室が10年後も変わらずに運営できているかはすべて開業時に決まる!

監修書籍(2008年発売)

はじめてのヘアサロンオープンBOOK


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