フルプロデュース新計画美容室・店名WARAWA(ワラワ)打合せ開始-1回目〜コンセプト、店名など初回の打合せの進め方紹介
美容室開業新計画が本日から「フルプロデュース」にてスタート。初回はbhメンバーとの顔合わせと、コンセプトの打合せ。ここで扱うコンセプトは「事前プロデュース」で行ったものより更に深堀りして、今後の販促方針、単価設定の他、店舗デザインの方向性などの指針となるまで徹底的に昇華させる。とにかく追求するレベルが異なるもの。これが毎回フルプロデュースの初回打合せ。
当コラムで連載してきた「事前プロデュース」の実況レポートの対象者であった美容師さんが、引き続きフルプロデュースのご依頼に至り、本日いよいよ本格的な打合せが始まりました。
既に「事前プロデュース」を通して店名は決定しています。
WARAWA わらわ
この店名は、“笑話”という意味
他にも、
“我は” “私は” という自分自身の美意識を指し示す意味も含めている。
まずは、「事前プロデュース」の時点で飯島とオーナーさん2名だけで組み上げた「コンセプト」を、この時点で店舗デザイン設計担当の藤井真哉、販促物及び店名のグラフィックデザイン担当の辻井泰子の合計4名が全員共通で目指す方向性を理解し、共有するためにも、初回の打合せはコンセプトの日となります。
コンセプトの打合せで行う主な要点は
1.オーナーさん自身の趣味志向、魅力探求、生活習慣、考え方などを徹底聞き取り
2.オーナーさんが最も理想とする実在の客から、その人物のことを具体的に聞き取り
3.その理想客から派生してコアターゲットをイメージキャラクターとし、かなり具体的に設定する
4.そのキャラに最もイメージが合う芸能人タレントに置き換えてモデル化する(ペルソナという)
5.その人物がサロンに来店する時間帯や、何を求めて来店しているかを整理する
6.その人物が最も喜ぶシチュエーションを色々想像してみる
7.その人物にとって適切と思える単価設定、施術のスタイル、施術時間を考えてみる
8.その人物とオーナーさん共通で、居心地の良さを感じる店舗のデザインイメージを考えてみる
9.作業面から、店舗に設置すべき業務スタイルを徹底聞き取りする。
10.ターゲット、店舗スタイルから総合的に判断し、今までの働き方と今後の働き方で変えるべき点を明確化する
etc…
全部書き表せない程に、かなり深いレベルで追求していくのがこの初回コンセプト打合せとなります。
ほとんどの開業オーナーさんは、この時点まで自身で描いていたビジョンを書き換えさせられることになるもの。
もちろん、これはbhチーム側が誘導していくものではなく、コンセプトやターゲットを明確にすることにより、
オーナー自身で気づき、自らで改善すべきことを腑に落としていくという感じです。
bhのプロデュースを通して開業していった、本当に沢山の歴代開業者さんたちが開業後何年経っても口を揃えて言ってくれる言葉がある。
「最初にやってくれたコンセプトに過去何度も助けられました」
「コンセプトやっていなかったら、今の状況は絶対に得られなかった」
この2つの感想は代表的なものです。
それほどまでに重要なコンセプト。
過去の実例でいえば、フルプロデュースでお付き合いまで至らずとも、
「事前プロデュース」の時点で扱ったコンセプトだけでも、開業後、とても感謝のお便りを頂いてきたものです。
開業して、経営者として何年も経験すればするほど、このコンセプトの重要性を感じ、年々それが深まっていくものだそうです。
今日のこの、たった1日の打合せが、開業オーナーさんにとって大きなターニングポイントになることは間違いありません。
本人も、これ、きっと開業後、年数が経った時にその重みを感じるはずです。
次回は1週間後、11/14に2回めの打合せ予定です。
出店地、出店時期、オーナーさんの実名は、現職場を退職する段階まで伏せさせて頂きます。
いずれ、それらがすべて発表できるときまで、当実況コラムでこの開業者さんの進行状況を読みながら、今後のご自身の開業に役立ててみてください。
<2023/1/16追記>
埼玉県狭山市柏原美容室 warawaホームページ(準備中)
https://warawa-hair.com/
オーナー:福山裕太郎さん
今回の美容師さんと共に歩んできたプロセスはこちらで確認できます
事前プロデュースまでの行程(一覧)
↓
https://bh-inc.co.jp/bh-inc_wp/news/221031-bh-pre-produce-index/
◯11/3・フルプロデュース前の融資コンサルの様子
↓
https://bh-inc.co.jp/bh-inc_wp/news/221103-bh-loan-consulting/