本来なら現地訪問の立ち会い予定・ビデオ電話にて遠隔敢行!〜名古屋美容室Flamingo Flare開業後1年後の店舗保守点検
【開業1年後の店舗保守点検】愛知・円頓時商店街美容室フラミンゴフレア。プロデュース恒例の現地店舗へ訪問して検査立ち会いするところですが、オーナー柴田昭子さんの計らいにより、ラインのグループビデオ電話で行いまいした。
当コラムの本文読上げ音声データ(読まずに手っ取り早く聞きたい人へ)
注:飯島本人の声ではありません。
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6/19についに開業1周年を迎えました。愛知県・国際センター美容室FlamingoFlare
オーナーの柴田昭子さんとの出会いは、遡ること2年前になります。
最初は、飯島の「決して潰れない美容室を開業するための7つのメソッド習得セミナー」を受講してくれました。
※当ページの下の方にあります(現在は無料で見れます)
すべてのキッカケはそのセミナー受講が始まりで、そこから約2年の歳月、一緒に計画を進めてまいりました。
そんな柴田さんのFlamingoFlareも早いもので、開業から1年が経過したのですね。
さて、フル・プロデュースという形で請け負った場合、開業後から1年間は、運営が軌道に乗るまで毎月飯島が経営面の相談や、毎月の売上目標、行動目標を一緒に考えながら、伴走する様なスタイルでセッションするのですが、その定例セッションも、残り、あと1回のみです。
(注:2022年6月以降、フルプロデュースでは開業後1年間のコンサルサポートは除外となり、ご希望によるオプション対応となりました)
また、毎月のセッション以外にも、開業時に完成した実店舗の保守点検として、半年後と1年後の2回は現地の店舗にプロデューサー飯島と、店舗デザイン設計担当の藤井両名がおもむき、愛知県の工事業者さんを含め一同に集まり、店舗の不具合、不良箇所をチェックし、是正指導を行うことを標準にしています。
まず、店舗というのは店舗完成直後のピカピカの状態がずっと続くことはありえず、比較的初期の段階から、ちょいちょい不具合が生じるものでもあります。
微妙なひび割れとか、剥がれるとことか、色あせたり、床などのキシミがでたり・・・
特に新築の店舗では、いわゆる工事が終了し馴染むまでちょっと気になる箇所が発生しやすい性質があるのです。もちろん、原因は様々です。例えば、ボンドの乾き具合により仕上材の収縮があったり、大通りの車両走行や線路付近などの微振動が影響したり、元々の建物の配管事情による異臭だったり、ねずみなどの害虫問題とか・・・
そうでなくても、開業初年度であまり心が落ち着かない開業者さんにとって、こうした店自体の不具合は、非常に混乱を誘発しやすいこととなりがちで、イライラすることもしばしばです。
問題は、何でもかんでも、工事業者さんの施工不良だとか、設計ミスだとか、ついつい開業者は、不本意ながらも自身の余裕の無さなどの延長で、八つ当たりのような発言をしてしまうこともあるのです。
様々な不具合の原因は、中には誰の責任でもない「不可抗力」的な出来事も少なくなく、文句を浴びせられた工事業者さんが気の毒な思いをすることも、ままある話なのです。
なにより、飯島や藤井の立場は、あくまでも工事担当ではなく、開業者と工事業者の中立位置なので、こうした不具合の際の、原因検証や責任の所在のジャッジをする立場として冷静に立ち会う必要性を感じた上で、このような体制を作っているわけです。
まぁ、過去のプロデュース事例の中でも、こうした小さなトラブルが原因で、「もうこの工事業者とは顔も合わせたくない!」となってしまったり、1〜2年に渡り、信頼を積み上げてきた開業者さんと飯島や藤井のバランスさえ脅かすようなことになってしまった事例も、皆無ではないのです。
それほどまでに、開業から1年後までの、店舗保守の重要性は大きいものなのです。
飯島から俯瞰的に見れば、一つの開業計画において、計画性も融資も物件も・・・設計も工事も広報も・・・何もかも、総合評価した上で仮に95%の出来栄えだったとしても、開業直後の小さな店舗の不具合一つで、その全てを台無しにしてしまう程、つまらない結果になりかねないのです。
これ、本当になんとかしたい・・・と、過去の事例から学び、飯島と藤井で散々話し合い、作ったのが、この初年度2回の店舗訪問と保守点検でした。実際、この保守点検は本当に有意義で、過去、懸念していた「くだらないトラブル」「取るに足りないトラブル」の類は本当に防げるようになったものでした。
とまぁ、ちょっと前フリが長くなりすぎましたが、柴田さんのFlamingoFlareに関してですが、半年時点の点検は遠方ということもあり、飯島が現地訪問し、藤井はビデオ電話での参加でしたが、さすがに1周年なので、2名で訪問することを予定しておりました。
しかし、オーナー柴田昭子さんからの配慮がありました。
店舗には、これといって気になる不具合は無い。仮にあったとしても、現地の工事業者さんとの信頼が厚くなりつつあり、直接相談ができる関係になっている。飯島、藤井2名が訪問してくれるのはありがたいが、移動費、費やす時間がしのびない。
したがって、両名ともビデオ電話で保守点検するのはいかがでしょうか?
というご提案があったわけです。
飯島、藤井両名が過去の事例から学んだ懸念事項の悪い方向に傾いてしまう危険性を一切感じないような状況のようなので、FlamingoFlareの1年後点検は、柴田さんの好意に甘えさせていただき、かくしてビデオ会議状で行うことになったわけです。
予定の時間より早めに現地入りしてくれた愛知の工事業者さんと、柴田さんが一緒にいる現地と、飯島、藤井、それぞれ自分のオフィスより3現中継状態でつながったビデオ電話でしたが、結果はわずか15分ぐらいで終了でした。
要するに、不具合が本当に無いんです。これまでに発生した小さな補修箇所は、その都度、柴田さんが直接現地の業者と連絡を取り合い、その都度、即対応という好対応を何度もしてきたらしいのです。
結果的には、これ、最も理想的な状況と言えますよね。
このように、本当の意味で「終わりよければ、すべて良し」といった感じの開業計画だったなと思います。
わずか15分以内の会議でしたが、あらためて、柴田さんに、藤井さんに、そして現地の現場担当者の方に、お礼とねぎらいの言葉を申し上げて、無事計画終了の宣言をさせていただきました。
あとは、約2週間後、7/6に予定している飯島との最後のセッションをもって本当の終了となります。ラスト1回のみではありますが、本当に素晴らしい計画の道のりをご一緒させていただいたことに本当に感謝しかありません。
オーナー柴田昭子さん、本日もありがとうございました。
◯6/7開業後11回目のセッションの記事
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◯5/10開業後10回目のセッションの記事
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◯4/5開業後9回目のセッションの記事
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◯3/8開業後8回目のセッションの記事
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◯2/9開業後7回目のセッションの記事
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◯1/6開業後6回目のセッションの記事
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◯12/7開業後5回目のセッションの記事
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◯12/2開業後半年、店舗保守点検立ち会いのため愛知出張時の記事
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◯11/10開業後4回目のセッションの記事
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◯9/28開業後3回目のセッションの記事
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◯8/24開業後2回めのセッションの記事
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◯7/8開業後1回目のセッションの記事
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