開業総額予算を常にチェックせよ!予算オーバーの危険な時期が今〜愛知・円頓寺・美容室Flamingo Flare
【プロデュース進行中計画】愛知・国際センター・円頓寺の美容室 Flamingo Flare この時期に陥りやすい予算オーバー、打開策は常に予算管理チェックを怠らないこと!
愛知の美容室 オーナー柴田昭子さんの念願の開業出店計画です。
店名はFlamingo Flare (フラミンゴフレア)
イチイチ説明しなくてもね、今更、ですね。
↑ちなみに、こうしたブログ書き出し冒頭の文章にこうしたクドイぐらいの説明ってネット広報において、結構重要だったりします。
飯島から指導を受けたことのある開業者さんは皆、このノウハウ駆使しながらやっているはずです。
まぁ、それはさておきとして・・・
ついに6月はじまりですね、Flamingo Flareも9日で工事引き渡し。
そしてあと19日でオープンです。
長かったけど、ようやくここまで柴田さんは前進してまいりましたね。
そんなこのタイミングで、まだ飯島とZOOMしてるんですかぁ?
何をそんなに話すことあるのでしょうか?
もちろん、重要でないことはやりません。
っていうか、必要なことしかやりませんよ。
本日のZOOMは、柴田さんの現時点の予算管理を詳細に飯島が聞き取り、エクセルに落とし込んで、予算オーバーをしていないかを細かくチェックしました。
まぁもちろん、柴田さんは飯島の指示通りにすべて行動しているので、一切予算オーバーをすることなく入出金管理ができているようでした。
これまた、それってアタリマエのことでしょ?普通じゃないの?
という声が響いてきそうですね(笑)
まず、この時期に自らの予算管理をブッチギって一気に予算オーバー。いや、それどころか、持ち金を使い果たし、マイナスにしてしまう開業オーナーさんは多いんです。
さて、どんな魔力がこの時期の開業者さんを襲っているかということです。
想像してみてください、今の時期の開業者さんのアルアルです。
遡ること1〜2ヶ月前に不動産契約から始まって・・・
設計費、グラフィック費、HP制作費、店舗工事、美容機器、薬液薬剤、道具類、そして様々な買付備品類・・・
これらすべての要素、どれも数十万円から数百万円の出費です。
今までに、それらを立て続けに決済してきた日々でした。
中でも、最後に表記した「様々な買付」これがメチャクチャやっかい!
ここには、店舗工事が終了後、店内に設置する演出品となる家具だったり、作業面で役立つ家電類の大量買いがあります。
すでに十万円単位、百万円単位の決済を一定期間続けているだけに、
まず、開業オーナーさんの金銭感覚は、普段の10万円が1万円ぐらいの価値観になっている危険な時期といえます。
そんな渦中に、ウエイティングに設置するソファーセットだったり、カフェテーブルだったり、バックヤードに設置する洗濯機、冷蔵庫、コーヒーメーカーだったり・・・その他、パソコン、BGM機器など・・・
せっかく素敵なお店が出来上がりそうなので、どうせ買うならねぇ・・・
ついついワンランク上のグレードを!
という悪魔の誘惑に翻弄されるのだ!(笑)
買い物の品目は実に30点以上におよぶもの
これらの品物、それぞれすべてワンランク上を買ったらトータルどうなるか?
平気で100万円オーバーなんて普通にあり得ます。
「あれ〜?なんで〜?何故にお金足りなくなったんだ??」
「理由は、あなたがちょいちょい贅沢品に手を出したからだよ」
これが、開業時における予算オーバーのメカニズムといえます。
これを防ぐために、厳しい予算管理を行っているわけです。
もちろん、こうした買い物、備品類すべて飯島のプロデュース下では飯島の作成した買い物リスト通りに行動してもらいます。
ここを徹底することにより、過去20年以上のbhの歴史の中で、まず100%開業出店の予算オーバーを防ぐことに成功してきました。
飯島がその昔、店舗デザイン設計をやっていた頃から、あまりにも多くの事例を目の当たりにしてきましたが、予算オーバーという現象、これは工事費が高かったとか、美容機器が高かったとか、そういう次元の話ではないのです。
すべては、開業オーナーさん自身の予算管理のずさんさが招くこと他ありません。そう、すべては開業オーナーさん自身のせいなんです。
そうならないためにも、事前の知識収集、予算管理のやり方など
至って最低限のノウハウを得てから開業計画に漕ぎ出すべきです。
プロデュースであれば、こうして飯島が常にオーナーさんと共にその都度ごとに予算チェックをしてあげれますが、飯島がプロデュースでお付き合いできるのは年間4〜6人が限界です。世の中の開業者全員の予算をチェックしてあげられるわけがありませんね。
だからこそ自己チェック能力を持ってもらうしか無いんです。
飯島が提供している「レクチャー&コンサルティング」がこれにあたります。
飯島がセコンドに付いていなくとも、自力で安全に開業にできるようになってもらうためのコースがそれなんです。
とにかく、頼りになるのは自分しかありません。開業計画に踏み出す前にしっかりご自身と向かい合ってほしいものです。
さて、今回の柴田さん、本当に飯島を頼って全面的に指示通りに素直にアドバイスを受け入れて頑張ってまいりました。本日20時から始めたZOOMでしたが、予算配分的には何の問題もなく、無事に運営のスタートに立てそうです。
相変わらず直面していることが、本人曰く「得体のしれない不安」だそうです。
今回も、セッション終了間際に話してくれた言葉です。
「こうして話を聞いてくれる存在があるだけで、どれだけ救われるわかりません」というものでした。
そうですね、この時期から開業1年後までのプロデュース期間は、何をしてあげるというものはありません。ひたすらはじめての船出で不安しかないオーナーさんが、いつでも話せるポジションでひたすら聞き役にもなる、アドバイザーというか、顧問期間に入ります。
柴田さんは、「これが何より心強い」と話してくれました。
写真を見る限り、お疲れが隠せない柴田さんですが、これはすべての開業オーナーさん共通でお見受けすることです。
毎回いいますが、この様子は決して悲壮感ただようものではなく、至って健康的なお疲れの様子という感じでした。
この時期、疲れていないオーナーさんは、もはやノーテンキという次元です(笑)
むしろ疲れていてもらってこそ、頑張っているな、というサインのような気がします。
歴代開業オーナーさんはもれなく、誰もがこうだったわけですから、すべて予定通りなんです。
これは飯島の誇りでもありますが、その歴代開業オーナーさんは全員、健全な運営をして立派な経営者として活動しております。
だから、過去の成功者と同じ症状が出ていることこそ、うまくいく兆候なんですよ、と毎回アドバイスさせていただいております。
さて、6月9日、約1週間ちょっとしたら、工事引き渡しの為、再び名古屋に出張予定です。
柴田さんと直接お会いしたことがあるのは、物件チェックの時と、減額調整の2回きりです。9日で3回目の面会となります。
そして、その後、店舗の写真撮影でもお邪魔する予定です。
こんなに長い時間交流しているのですが、直接会うのが、ほんの数回。
まったくもって、コロナによって仕事のスタイルが大きく一変しました。
でも、実は非常に効率的になったなぁ、とも感じております。
遠方のプロデュースもこの柴田さんの計画同様に決してサポートが困難ではないことをなおさら実感しています。
そういえば、最近、北は北海道から南は九州と、全国からの相談やコンサル依頼者増えましたね。
ポジティブに捉えるため、コロナのおかげ?と敢えていっておきますが、飯島の仕事管轄がいつしか関東近郊から、全国に拡大したのも、コロナによるリモートの主流化が助けになってくれました。
苦しく、辛い世の状況はかわりませんが、ひとまずこの状況にも感謝です。
↓2日前の某コンサル生さん、セッションの様子(チラリ公開だけ許可もらいました)
※当コラムやブログでは、コンサル中またはプロデュース中のすべての計画をご紹介しているわけではありません。あくまでも投稿の許可を頂いた開業オーナーさんのみ記事としてご紹介させていただいております。
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