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【美容室開業の落とし穴】「内装費〇〇万円」は危険!総額を抑える物件選びの秘訣

(イラスト画:飯島由敬)

美容室や理容室の開業を夢見るみなさま、店舗の「内装費」について漠然と考えていませんか?

「内装は〇〇万円くらいでできるだろう」という安易な考えは、開業後の経営を圧迫し、理想のサロンから遠ざけてしまう可能性があります。

実は、美容室の店舗工事費は内装費だけでは語れません

この記事では、開業で失敗しないための正しい費用構造と、賢い物件選びのポイントを解説します。

「内装費」という言葉に隠された、美容室開業の「本当の費用」とは?

多くの開業希望者が「内装費」に注目しがちですが、これは店舗工事費全体のごく一部に過ぎません。

美容室の店舗工事には、目に見える「飾り付け要素」である内装工事だけでなく、想像以上に費用がかさむ要素がいくつも存在します

 

内外装工事費は「演出」だけじゃない!意外と見落としがちな外装費用

美容室の顔となる外装も、店舗工事費の重要な要素です。
 
道路に面する間口が広ければ広いほど、その分の工事費用は増加する可能性があります
 
例えば、間口が5mの店舗と、道路2面に面し合計15mの外装を持つ店舗では、外装工事費が倍増することも考えられます
 
ただし、地下1階や2階の店舗であれば、外部に面する部分が少なくなるため、外装費用を比較的安く抑えられるメリットもあります
 
単純な「内装費」という捉え方ではなく、内外装を合わせた一つの店舗であるという認識を持ち、物件選びの段階で慎重に検討することが不可欠です

最もやっかいな費用!見えない「諸設備工事費」

物件選びにおいて、内外装の費用以前に最も重要で、かつ「やっかい」となるのが各種の設備工事です

どんなに立地や見た目が良い物件でも、これらの設備が不十分だと莫大な追加費用が発生したり、そもそも美容室として機能しなかったりするリスクがあります

 

電気容量

美容室はシャンプー、ドライヤー、照明など、多くの電力を必要とします

物件の電気容量が不足している場合、増設工事が必要になりますが、

物件によっては増設が困難な場合も少なくありません

増設できなければ、美容室としての運営自体が困難になることもあります

 

ガス設備

近年、中にはオール電化の物件も増え、ガス設備が利用できないケースも存在します

給湯設備をガスではなく電気で賄う場合、

さらに多くの電気容量が必要となり、既存の電気容量不足がより深刻化する可能性があります

 

空調設備(エアコン)

エアコンの有無は、100万円単位の出費を左右する大きな要素です
 
最初から備え付けられている物件もあれば、自分で新設しなければならない物件もあります
 
また、「物件の付帯物」なのか、「前入居者が残した残置物」なのか
これによって、メリット・デメリットが異なります
 

もし付帯物であれば故障時に大家さんが無償で修理してくれることが多いですが、残置物の場合は自己負担となり、古い残置物だと開業後すぐに故障し、結局買い替える羽目になるリスクもあります

給排水設備

美容室にとって最も悩ましいのが給排水設備です

「水圧が弱すぎる」という切実な声は多く、これは物件に引き込まれている水道管の太さに直結します

水道管が細いと水圧が出ず、そのために高額なボイラーなどの給湯設備を導入せざるを得なくなる可能性もあります

 

危険な「ざっくり見積もり」に騙されないように!

店舗工事ってどれくらいかかりますか?」と尋ねた際、よく工事会社から
「だいたい500~600百万円もあればできますよ!」とか、
 
「だいたい店舗面積の坪数×60万円、坪数×80万円くらいで」といったような返答を聞くことがあるかもしれません。
 
しかし、これらの概算は「何の根拠もない、超適当な判断基準」といえます
 
例えば、根拠なく「500~600百万円ぐらい?」という基準を鵜呑みにして工事に着手したものの、理想のデザインが「大理石をふんだんに使った豪華な内装」が希望だった・・・とか
 
さらに前述の諸設備が著しく不足していたために、結果的に総額1500万円に達してしまった・・・
これほど大きな見立て違いとなってしまった、という事例も少なくありません
 
 
工事は一度着手してしまうと、提示された金額に納得できなくても、セカンドオピニオンを指名する様な医者の世界とは異なり、途中で別の会社に切り替えることができません。
 
すべての原因は、やはり自身の物件選びの段階で決まってしまうと言えるのです
 
 

成功への鍵は「物件選び」に!最優先すべきチェックポイント

内装費は「空間演出」です。
いわば「飾り付け要素」です
 
しかし、もし物件の設備状況が思いのほか悪ければ、せっかくの予算の大半が設備工事費に吸い取られ、
 
目に見える内装の「飾り付け」に回せる費用が足りなくなり、結果的に「超ショボイ店」になってしまうこともあるのです。
 
だからこそ、内装費という考え方以前に、慎重な物件選びが最優先であるということ
 
【物件選びで必ずチェックすべき項目】
 
電気容量は美容室のニーズを満たしているか? 不足していれば増設可能か?
ガス設備は利用可能か? 不可の場合、給湯設備を電気で賄える十分な容量があるか?
空調設備は設置済みか? 付帯物か残置物か、状態はどうか?
給排水設備(水圧、水道管の太さ)は十分か?
外装工事が必要な範囲はどのくらいか?
 
これらの多岐にわたるチェック項目をバランスよく検証することで、
 
最終的に「純粋な内装費=演出(飾り付け要素)」にどれだけの予算を回せるかが決まります
 

美容室の店舗工事費の正しい考え方は以下の通りです

店舗工事費 = 外装工事 + 諸設備工事(電気・ガス・水道・空調・照明) + そして内装費!
 
この包括的な視点を持つことで、物件の立地特性や既存の設備状況が総費用に大きく影響することを理解し、「見た目の好条件」だけに惑わされず、本当に美容室に適した物件を見極めることができるでしょう
 

まとめ:理想の美容室は「賢い物件選び」から

美容室開業、理容室開業の成功は、単に魅力的な内装デザインを施すことだけではありません。
 
初期段階での「物件選び」こそが、その後の開業費用総額と、理想のサロンを実現できるかどうかの「運命」を決めます
 
「内装費」という表面的な数字に囚われず、外装、そして特に電気、ガス、空調、給排水といった見えない諸設備の状態を徹底的に確認すること。
 

これが、無駄な出費を抑え、本当に「空間演出」としての内装に予算を割き、顧客を魅了する美容室理容室を作り上げるための最も重要な一歩となります。

 

【参考動画】

【当記事関連のAI生成音声解説】

【内装費はいくらぐらい?という基準は大変危険!】※AI要約の音声

著者:飯島由敬

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