美容室WARAWA(ワラワ)開業計画・打合せ-3回目〜リモートならではのデザイン設計の進め方
美容室warawa(ワラワ)開業計画。打合せ3回目のレポートです。コロナ禍以降、すっかりリモートでの打合せが主流になってきましたが、最初は無理かも?と思えたこのやり方も、今では全然問題なし。そんな進め方をわずかながらご紹介します。
今回から、開業者さんの都合に合わせ朝10時から打合せスタートとなりました。
過去のプロデュース案件と決定的に異なる最大のメリットは、現在では世の中でも主流となったリモート会議のおかげです。
以前は毎回、開業者さんも各クリエーターも、すべて飯島のオフィスに通ってもらい、一同で顔を合わせて行うのがあたりまえでしたが、コロナ禍の影響で、一気に普及したZOOMでのやりとり、この恩恵は想像以上に大きいのです。
今回の開業者さんに限らず、たとえば小さなお子様を持つ理美容師さんにとっては、通いの往復1〜3時間の節約は非常に助かることであり、しかも、こうして午前中の早い時間から対応することに、それぞれが予定を合わせやすくなったのです。
bhチームも、当初はこの様な進め方、はたしてどうなることか?という不安を抱いたのは記憶に新しいところですが、やってみれば、全然問題なし。むしろこの方が効率的であり、非常に良いことを実感しています。
2021年8月、デルタ株蔓延しはじめの頃、コロナで一旦死の淵まで行った飯島ではありますが、ここに関しては、ある意味、コロナのお陰で・・・と捉えております。
事実、ZOOM対応をメジャーにしたことにより、本当に現在も単発講座などでは南は九州から北は北海道まで、本当に遠方の方からの受講依頼をいただくことが増えました。
おそらく、コロナがなかったら、ZOOM越しとはいえ、出会えなかったはずの人たちと繋がっていることに不思議な感覚さえ感じています。
さて、それこそ、当初店舗デザイン設計の打合せにおいて、とかくリモートだと、実際の店舗に使用する床や壁の素材類を確認し合うことが難しいと懸念していたわけです。しかし、ここは、藤井が今日の打合せ前に事前に開業者さんの自宅に提案すべき各種建材や素材を宅急便で送っておき、画面越しに、それぞれ同じ実物サンプルを手に取り、照らし合わせるという手法で進めています。
グラフィックデザインも同様、辻井が紙媒体のデータを入稿する予定の印刷業者に各種紙サンプルと色見本帳を開業者に取り寄せてもらう手配をし、店舗設計と同様に、遠隔でも同じサンプルを見ながらの打合せの進め方を実践中というわけです。
本当に開業者とクリエーターたち、同時に同じ場所で会わずとも、全然問題なく打合せは進められるということを、コロナとともに模索し、見いだしてきたこの約3年間で、すべてが実証済みなのです。
今回の打合せは、前回よりさらに突き詰め、設計もグラフィックも着々と具体的な形に近づきつつあります。
12月中までに設計は一旦終えて競争見積(入札)に進められるように、ちょっとピッチを上げて進んでいます。
見積段階に入っても、グラフィックだけは引き続き打合せは続き来年1月までかかる見込みです。
まだ、現職場にて勤務中の開業者さんの状況を考慮し、当コラムでも、今はまだ、開業日程や出店地など、詳細にお伝えできませんが、そのうち時期が来たらお知らせします。
次回4回目は1週間後、11/28、朝10:00より打合せ開始予定。
出店地、出店時期、オーナーさんの実名は、現職場を退職する段階まで伏せさせて頂きます。
いずれ、それらがすべて発表できるときまで、当実況コラムでこの開業者さんの進行状況を読みながら、今後のご自身の開業に役立ててみてください。
<2023/1/16追記>
埼玉県狭山市柏原美容室 warawaホームページ(準備中)
https://warawa-hair.com/
オーナー:福山裕太郎さん
今回の美容師さんと共に歩んできたプロセスはこちらで確認できます
↓ ↓ ↓
◯11/3・フルプロデュース前の融資コンサルの様子
https://bh-inc.co.jp/bh-inc_wp/news/221103-bh-loan-consulting/
◯11/7・1回目の打ち合わせ
https://bh-inc.co.jp/bh-inc_wp/news/221107-warawa-1/
◯11/14・2回目の打ち合わせ
https://bh-inc.co.jp/bh-inc_wp/news/221114-warawa-2/
その更に前、
事前プロデュースの行程(一覧)
↓
https://bh-inc.co.jp/bh-inc_wp/news/221031-bh-pre-produce-index/