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グラフィックデザインの完成品はなぜオープン2週間前に手元になければいけないのか?〜愛知美容室Flamingo Flare

【プロデュース進行中計画】愛知円頓寺の美容室 Flamingo Flare 広報紙媒体グラフィック成果物(チラシやDMなど)はなぜオープン2週間前に完成して手元に届いていなければいけないのか?

 

2020年4月にZOOMごしに出会った愛知の柴田昭子さんの美容院 Flamingo Flare (フラミンゴフレア)はいよいよグラフィックデザインの最終打ち合わせです。

 

オープン予定は来月6月19日を予定していますが、その約3週間前の今の時点で入稿を済ませておかなければなりません。

 

本日はほぼ、その入稿直前の確認打合せといった感じでした。

 

 

ちなみに入稿って???

一般の理美容師さんは、ナンノコッチャ?と思いますよね。

 

サロンを開業したら、皆様おなじみの必須アイテムがあります。

オープン告知チラシ、DM、名刺、ショップカード、ポイントカード、カルテなどなど・・・

 

毎度同じこと言うようですが、これらの紙媒体アイテムを作成するため、今まで散々辻井とオーナー柴田さんは打合せを繰り広げてきたということ。

 

一見、これら紙媒体の制作なんて、そんなに大変じゃないでしょ?と勘違いしている美容師さん、理容師さんがほとんどでしょう。

 

この小さなカード類、たしかに完成品はとても面積が狭いものです。

しかし、この小さな面に展開するデザインがまさに小宇宙のごとく奥深いし、大変な作業なんです。

 

なによりすごく時間を要するものであることを知っておくべきでしょう。

 

単純に、住所と名前とHPアドレス入れておけば良いだけじゃん?

なんでそんなに大変?

 

はい、そう思うなら自身でやってみましょう!ってなもんです。

 

決して甘く見てはいけないのです。

このサイトでずっと密着している開業実況のコラムをさかのぼって確認していただけるとわかると思いますが、実は店舗デザイン設計の打合せより、グラフィックデザインの打合せのほうがトータル時間は長く要するのです。

 

当の開業オーナーさんの立場で、実際に打合せの渦中に入れば必ず気づくものです。

 

たとえば、

 

名刺に名前を記載するにしても・・・もう少し違うフォントで見てみたい、ちょっと大きすぎかな、いや、今度は小さすぎた・・・他のフォントだとどんな感じになるの?・・・手書き風のフォントだとどうなる?・・・・あ〜なんだかよく分からなくなってきた・・・もういいや、適当におまかせします!

 

こんなやりとりの後、グラフィック担当者が「わかりました、それでは任せてください」なんて言えるはずないですよね(笑)

 

大変なのは承知のうえ、必ず、散々悩んで、検証して、一つ一つ決め込んでいく!そうでなければダメなんです。

 

しかしまぁ今のは、たった一つの要素、「名前」一つだけの例え話として上げただけ。

 

実際には、こうした挿入すべき情報は、名前だけじゃないのは、当然おわかりですよね?

 

住所、電話番号、HP他SNSすべてのアドレス・・・QRコード入れるかどうか?地図も入れたい・・・駐車場の情報も入れたい・・・むむ?ヤバ!全部入れると文字が小さすぎて見にくい!・・・一体どうしたらよいの?

 

こうしたすべての要素を、盛り盛りに挿入して、しかも見栄え良く、バランス良く、これがとにかく難しいんです。

 

究極の話、絶対にプロの手を借りないとできません!

 

 

さてさて、なぜ今のタイミング、オープンの3週間前にこの「入稿」をしておくべきなのか?これもお話しておきましょう。

 

こうしてオーナー柴田さんから、すべてのレイアウトやデザインにOKをもらったとして、早速グラフィック担当の辻井は、明日以降、入稿作業の代行を行うことになります。

 

この入稿はプロ仕様のIllustratorというソフトで作成されたものになります。入稿する上で、発色情報、印刷サイズなど、すべてにおいて正確に印刷業者に伝達されるように素人には解読不可能なほどの情報を橋渡しします。

 

同時に、紙の厚み、光沢の有無など、アイテムそれぞれの印刷枚数、品質の指示もすべてオーナーさんの代わりに行います。もちろん印刷代金の支払方法や納品先(オーナーさんの手元へ)も詳細に指示します・・・これまたメチャクチャ面倒くさい作業なんじゃ。

 

どうですか?ここまで聞いてもらって、気持ち悪くなってきたでしょ(笑)

 

さて、こうして抜かりなく入稿が済んでから、受け取った業者は印刷に取り掛かります。中には即日完成という発注も可能なのですが、神経質にならざるを得ない開業の予算組の中、納品まで時間が短ければ短いほど料金は高額になります。

 

なので、飯島のプロデュース下では、これらの料金が最も節約できるように、だいたい入稿から1週間後ぐらいに手元に届くような発注をかけます。

 

すなわち、オーナーさんの手元に、チラシやカード類が届くのがオープンから逆算すると2週間前になるということですね。ちなみにこれ以上遅くなるNGとしています。

 

はい、このオープン2週間前から確実にポスティングやDM送付、すなわち広報活動を精力的に始められるようにするために、絶対に入稿は「今」ということなんです。

 

どうでしょう?おわかりいただけましたかね。

 

飯島が過去に出会ったほとんどの美容師さん、理容師さん、いや、普通の飲食業オーナーさんであっても、このあたりの認識がなく、オープンの数日前にこれらの紙媒体アイテムを近所の印刷屋さんに駆け込んで超テキトーに作成している傾向があります。

 

そして、オープン直前の緊迫感の段階で皆、気づくのです。

 

これ、もっと早くやっておけばよかったわ・・・とね。すべて後の祭りです。

 

 

本日の柴田さんと辻井との打合せ、まさしくこうした入稿のための最終確認打合せを行ったわけです。

 

この実況コラムを楽しみに読んでいただけている未来の開業オーナーさんたち、しっかりこのポイントを自分のものにして、自らの開業時に役立ててください。

 

 

また、本日のグラフィック打合せのあと、これまたここ数週間の恒例ですが、HPの打合せも行いました。今回は主にブログ(HP内に常設で作られるオリジナルのブログ)の使い方をHP制作担当の常世氏から指導してもらいました。

 

退職してからまだまだ余裕の日数があると思ったら危険です。やるべきことがありえないほど沢山あり、すべて取りこぼしなく潰していくべきが安全な開業への道です。

 

最後は毎回、柴田さんと飯島のみで短めのセッションをして終了しています。

だいたい、毎回、ややパニック気味で落ち着かない様子の柴田さんですが、セッションと言ってもほとんどが「心を落ち着かせてもらう励ましの時間」になります。

 

毎回、ZOOMを切る頃にはいつもの笑顔を見せてホッとした様子を覗かせてくれます。

 

このように開業計画中というとにかく落ち着かない期間、なによりテンションを平常心に整えるお手伝いは飯島のかなり重要な役割です。

 

過去すべてのオーナーさん共通で頂いた言葉が、「これこそ唯一安心できる要素だった」と言ってくれます。

 

毎回、このオーナーさんが平常心にリセットするプロセスを確認するのが、実は飯島の楽しみであったりもします。まさに並走、伴走しているという実感とヤリガイを感じる瞬間です。

 

柴田さん、引き続き、がんばりましょう。まだまだ気は抜けませんからね。

 

 
 
 
Flamingo Flareの公式ホームページ

※当コラムやブログでは、コンサル中またはプロデュース中のすべての計画をご紹介しているわけではありません。あくまでも投稿の許可を頂いた開業オーナーさんのみ記事としてご紹介させていただいております。


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