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【美容室開業】物件決定前の「フライング退職」は絶対NG!資金ショートを防ぐ退職のベストタイミング

美容室開業時、早期退社は絶対に禁物

(イラスト:飯島由敬)

「自分のサロンを開業する!」 そう決意した美容師さん、理容師さんが、最初やりがちな失敗行動。

「現在の職場に退職宣言をしてしまうこと」

まだ出店する物件すら見つかっていないにもかかわらず、早々とお店を辞めてしまう人、時折見かけます。

理由を聞くと、「本気で物件を探すため」「自分自身に気合を入れるため、あえて退路を断った」と答える人も結構いました。

しかし、 その気合の入れ方は、完全に間違っています。

独立への情熱は非常に素晴らしいこと。

ですが精神論だけで乗り切れるほど甘くありません。

早まった「フライング退職」がどれほど危険な行為か、そして開業の正しいスケジュールの組み方を知りましょう。

 

note記事

↓ ↓ ↓

https://note.com/bh_iijima/n/n98d25d1e210f

開業に向け旧職場を辞める時期による明暗

美容室開業でまだ物件が見つかってないのに事前にお店を辞めてしまう方をよく見かけます。
なぜそうしたのかと訪ねると、

「本気で物件探すため、また、自らに気合を入れるためにもそうした。」

これは良くありません。なぜならば

物件を決めてからお店がオープンするまでには最低でも3ヶ月程度の期間が必要となるからです。
物件が決まらなければ資金調達の融資を受けることができません。

融資では不動産取得費用の計算書、店舗工事見積、備品見積、運転資金など、すべての予算配分と見積書式を融資機関指定の書式と一緒に提出する必要があるのです。

 

それらが提出され、後日面接をしてから審査されます。融資決定まで想像以上に時間を要するのです。

物件が決まった段階から、融資が決定されるまでには最低でも1ヶ月程度の時間がかかってしまうわけです。
重要ポイントとして、融資が確定しない限り工事着工はできないと捉えておくべきなのです。

もし融資決定前に工事着工した場合、最悪の場合開業そのものが実行不可能になることもありえます。

融資が失敗してしまった段階で、もし途中まで工事を進めてしまっていた場合、途中とはいえ工事費は必ず請求されます。

しかもそれは、非常に高額な費用となります。

 

開業実現できないまま失敗という事例はまさしくこれなのです。

鉄則として、融資決定後でなければ工事を始めてはなりません。

 

融資の手続きだけでも時間がかかるものですが、さらに融資確定後から工事全般までを考えると、

物件決定~融資申請~面接~審査~工事~開店準備期間は最低3ヶ月の期間が必要なります。

したがって物件の決定より先に退職するのは絶対に禁物なのです。

 

早まった退職をするとすべてにおいて冷静な行動ができなくなる

退職してから物件探しをするとなると、実際にお店の運営がスタートできるまで3ヶ月強。

もしも、なかなか好物件が見つからず仮に7~8ヶ月の期間になってしまったとしたら?

 

退職から開業までの期間が空けば開くほど、

給与相当の収入源が無くなり、結果的に高額な予算流出に繋がるのです。

 

早まって、先に退職した人は、
「自分の計画に適合する物件を遂に見つけ出した!」という基準ではなく、
「もう、この物件でいいや」という妥協の物件探しになるものです。

意気込みだけでの早期退職は重大問題なのです。

退職からオープンまでの期間の生活費も、開業の予算組の一部であるということを忘れずに取り組みましょう。

 

実際に見た過去のエピソード

飯島が過去に沢山見てきた実際の実例からの考察です。

美容師さん、理容師さんとなると技術系の職種ゆえに、どうしても勤務している店のオーナーとは師弟関係のようなものが関与してくることが多いのです。

 

ある日、独立開業の意向をオーナーに告げたことにより、喧嘩に発展してしまい

勢いで「もう辞めてやる」って言ってしまったとか、逆にオーナー側が逆情して「明日からもう来るな、お前はクビだ」と言われてしまったり。そんな延長上で早期退職ということもあるんです。

このようにお互いに真意ではなかったのに、つい雇う側も、雇われる側も、それぞれの思惑が交錯しがちです。

 

ましてや長年手塩にかけて育ててもらったみたいな師弟関係と言うか、体育会系の熱さが影響を及ぼすこともある。

しかしながら、開業とは、今後経営者への道が待っています。

この部分に関しても開業を目指す自分自身が、しっかり全体感を把握したうえで、思わず込み上げる感情すらコントロールしながら、退職時期さえも、計画に優位に働くように狙って行動することが重要なのです。

 

まとめ・退職後からオープン日までの生活費も開業予算

退職日からオープン日までの「生活費」も開業予算の一部です。

少しでも無駄な予算流出を防ぐためにも、突発的な意気込みだけで早期退職宣言するのは絶対にやめましょう。

 

旧職場を退職するベストなタイミングはいつか?

出店物件が決まり、その後、融資も決定、家賃発生日も決まり・・・その他、工事期間、開店準備期間、オープン日も定まったところから逆算し、全てを見据えた上で『オープン予定日の1ヶ月半前』の退職がベストタイミングです。

給与という安定収入源をギリギリまで維持し、腰を据えて「真の好物件」を吟味する。

それこそ経営者の感覚です。

溢れる情熱を、勢いと気合で退職宣言に使わず、理想の実現に冷静に使いましょう。

 

関連Podcast

#41【美容室開業・物件決定前の「フライング退職」は絶対NG!資金ショートを防ぐ退職のベストタイミング】※AI要約音声

3/2(月)8:30配信予定

著者:飯島由敬

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