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ブルース・リーから学ぶ独立開業への道

私、飯島由敬は小学生の頃からブルース・リーの大ファンで、今でもそれは変わりません。実際、ブルース・リーが創始した武術「ジークンドー」の正式なインストラクターとして表参道地区にて指導も行っています。(もちろん趣味の一貫として)開業と武術、両方の指導者として長年活動をしておりますが、学びという点で言えば、経営者としての成長プロセスも武術のスキルアップとまるで同じことが言えると日々痛感させられます。私の人生を大きく左右させたブルース・リーのエッセンスから開業と経営者への道を読み取ってみて下さい。(画:飯島由敬)

武道の修行でも上達のプロセスにノウハウあり

今回は、ちょこっとだけ、私、ヘアサロン開業アカデミーを主催するbh代表の飯島由敬の趣味寄りのややマニアックな話をしますね。

私は美容師さん、理容師さんの小規模な独立開業、出店を安全に導き、その後、最低でも10年の健全運営をしていただく役割でbhを運営しています。しかし、私はプライベートでもう一つの顔があります。

それは昨今、有名アイドルグループや、有名芸能人が習っている
ブルース・リーが創始した武術ジークンドーのインストラクターでもあります。
日々、ヘアサロン開業の相談、理美容師さんにマンツーマンの個人セミナー、開業の完全セコンドとして出店のプロデュースのの合間に

ジークンドーの表参道支部長として毎週3日間、夜は武術伝達の活動しております。
今回は、そんな武術の習得プロセスと開業の為のエッセンスを交えてのお話しです。

武術習得のプロセスで重要な順番というものがあります。
第一段階:レッスン

見る・聞く・知る・・・正しく学ぶ段階。

 

第二段階:プラクティス

実際にやってみる・・・ゆっくりと何度も反復しながら、レッスンで得た事を自分自身に擦り込んでいく段階。

 

第三段階:トレーニング

磨きをかける・・・スピードアップ、パワーアップなど強化していく段階。

あらゆる武道、武術の習い事において第三段階から入る人が多いのです。
しかしこれは先々我流なスタイルになるケースが多く、間違えた動作が習慣化されてしまいます。

この間違えた動作(癖)を改善していく作業は、結果的に習得よりも10倍の時間を要してしまうと言われています。

私は、10代は少林寺拳法、20代では実戦空手を習い、それぞれ段位を頂きましたが、

空手を始めた時には、少林寺拳法で培った癖が空手上達を邪魔しました。
そしてジークンドーを始めた時も同様に、空手の癖がその上達を邪魔したものでした。

一度習得したものは大切な技術であることは間違いありません。
しかし、新しいことを始める時にはその経験から得た“技術”というものが必ずしも役に立つとは限らないのです。
この論理は至って開業に取り組む美容師さんにも言える要素だと思うわけです。

まずは正しい方法を学ぶことの重要性

美容師、理容師の技術者の経験ゆえ、開業後経営者という別次元の段階で多くの方がぶち当たり、悩み、混乱していくものです。

美容室開業という段階は、どんなに技量が高い方であっても、前人未到の領域に踏み出すということを肝に命じるべきなのです。

自分の思い込み、想像だけで開業の道を進むと、最悪は破産、借金苦への道となる危険性があります。

残念ながら美容室、理容室の開業をキッカケに、その最悪の道を辿った人のほうが、

開業後健全な運営をしている人より遥かに多いのだということを知って下さい。

武術習得のプロセスを例にしましたが、まずは第一段階のプロセスとして、

正しい方法を「聞く」「知る」ことが重要です。

独立開業であっても基本は同じ!

一歩間違えたら死んでしまうようなバンジージャンプ、スカイダイビング、山登り、等々・・・

スカイダイビングなら必ず2~3時間のレクチャーを受けさせられると聞きます。

順番、方法、危険予測などなど、まずは正しい情報をしっかり収集することが失敗を回避できる唯一の手段だと思いませんか?

独立開業もまるっきり同じことが言えるのです!

独立開業は人生最大のチャレンジです。

一番最初にすべきこと、
あらゆることを想定すること、準備しておくこと・・・まずは

“知ること”

だから、Know How(ノウハウ)と言うのです。

「方法(How)を知る(Know)」

この重要性を深く理解しておきましょう!

ブルース・リーの言葉

最後にブルース・リーの有名な言葉をご紹介します。

「心を空にせよ!カップの水を一旦捨てなさい。」

今まで得た知識を一旦捨てて、正しい情報を入れることの重要性を説いた言葉です。
過去の思い込みで満たされたあなた自身のカップの水を捨てないと、新しい水を注げないってことです。

私のマニアックなお話にお付き合い頂きありがとうございました。


 

著者:飯島由敬

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