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【美容室開業の落とし穴】物件が借りられなければ、開業計画は一歩も進まない!

(イラスト画:飯島由敬)

美容室を開業するうえで、最初に立ちはだかる大きな壁が「物件の確保」です。

自分自身、どれだけ理想的な店舗デザインやサービス内容を思い描いていても、

肝心の店舗物件が借りられなければ開業の計画そのものを進めることはできません

理想の物件が見つかっても「入居審査」で落とされることがある

気に入ったテナント物件が見つかったからといって、すぐに開業準備を進めてはいけません。

物件を借りるには、大家や家賃保証会社による審査をクリアする必要があります。

近年では、物件の大家だけでなく、家賃保証会社が入居者の審査を行うケースがほとんどです

この審査では、主に以下のようなポイントがチェックされます:

家賃の支払い能力があるかどうか

信用情報(クレジットカードやローンの滞納歴など)

この信用調査は、クレジットカードの審査と非常によく似ています

名前や生年月日などの基本情報をもとに、過去の支払い履歴や債務状況が調べられます。

もし過去に滞納が多かったり、いわゆる「ブラックリスト」に載っているような状態であれば、物件を借りられない可能性が高まります

 

審査が通っても、大家の気まぐれで契約が取り消されるケースも

さらに注意したいのが、「審査が通ったからもう大丈夫」と安心してはいけない点です。実際にあった事例として、以下のようなトラブルがあります。

 

【実例】審査に通ったのに、大家の一言でぜんぶNG

ある開業者は、テナント募集要項に「美容室可」と書かれている物件を見つけ、家賃保証会社の審査も問題なくクリア。

ところが最終段階で突然、「やっぱり美容室には貸せません」と大家から連絡が・・・

理由を不動産会社に確認したところ、大家の知人から「美容室は家賃滞納が多い業種だからやめた方がいい」と言われたし、他業種の入居希望者が現れたことで、そちらを優先する判断に変わったとのこと。

これってメチャクチャですよね。しかし、飯島はこんな実例、過去に何度か見てきたのです。

このように、契約直前で話が覆ることも実際にあり得るということです。

 

【注意】物件確定前に退職・準備を進めるのはリスクが高すぎる

理想の物件が見つかったからといって、その時点ですぐに今の職場を退職したり、早まって、店舗工事の依頼、設備購入などの準備を進めてしまうのは非常に危険です。

万が一、物件契約が成立しなかったとしたら?

そう、全ての計画が白紙になり、大きな損失につながる可能性があります。

 

美容室開業で後悔しないために:物件確保のチェックポイント

美容室開業をスムーズに進めるためには、以下の点を必ず押さえておきましょう:

審査が完了し、契約書にサインを交わすまでは開業準備を加速させない

保証会社の審査基準に不安がある場合は、事前に信用情報を確認する

物件オーナーの意向が変わる可能性を考慮し、複数候補の物件を視野に入れる

 

まとめ:物件が確定するまで「開業計画」は始まらない!

美容室開業を成功させるためには、「まず物件を確実に借りられること」は大前提です。

物件が決まらない限り、店舗の内装工事もスタッフ採用も、何一つ進められないのです

開業の第一歩を失敗しないためにも、物件探しとその後の審査・契約には細心の注意を払いましょう。

このようなリスクを踏まえたうえで、堅実にステップを進めていくことが、美容室開業を成功へと導くカギになります。

美容室開業となると、まずは美容室物件探し!と考えてしまう開業者さんは非常に多いですが、実際に物件が借りれる段階まで少なからず時間がかかるものであり、テナント審査、家賃保証会社の判断が関与してくるのです。

こうした知識も、美容室オープン準備の一つとして、開業前の注意点として、しっかり把握しておきましょう。

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AI音声なんで、飯島の名を「いいじまゆーけー」とか言ってたり、変な日本語になる箇所は、思わず笑ってしまいますが、やこのツールは凄いクオリティです。

著者:飯島由敬

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