ご挨拶
今あなたが生まれて初めての店舗開業を目指していて、いったい何から始めて良いのかまったくわからないなら、まず行動を起こす前に最低限の知識を収集してほしいです。
店舗開業を甘く見てはいけません。
bhにて多くの開業オーナーの事例に関わらせていただいてまいりましたが、これからの開業を目指す方々に言いたいことは「とにかく慎重に!」の一言です。
大きな夢と、強烈な決意を抱いて前進するのは非常に良いことなのですが、確固たる計画性も正しい知識と準備がなければ、Tシャツ、短パン、サンダル姿で山登りを始めるようなものです。
才能や経験を十分に兼ね備えていたとしても、はじめの第一歩から踏み間違えれば、どんな優秀な方であっても悲惨な人生となってしまいます。
店舗開業を機に大きな負債を抱えてたり、両親さえも巻きんで家庭崩壊のきっかけを作ってしまった・・・このような事例は決して珍しい話ではないのです。
それらの危険は開業者自身がしっかりしていれば防げるものです。
店舗開業という大仕事を決して甘く見ないでください。大事な夢を実現させたいのなら、絶対に失敗のない計画にしましょう。
飯島由敬紹介MOVIE
経歴
- 東京都墨田区生まれ
都内、建築デザイン専門学校・インテリアデザイン科卒業 - 店舗デザイン設計施工会社にて施工担当者として2年間勤務
- 店舗デザイン設計会社にてチーフデザイナーとして3年間勤務
- バンタンデザイン研究所、商空間演出科講師
- 店舗デザイン設計会社にてデザイナーとして4年間勤務
- 二級建築士免許取得
- 店舗企画デザイン設計会社 有限会社バルヘッド設立
- 有限会社ビーエイチをバルヘッドより分社設立
ヘアサロン開業アカデミーをはじめたワケ
ヘアサロン開業アカデミーを運営する「bh」の成り立ちと、主催者飯島由敬のこれまでの経歴をご紹介します。
これまで培ってきた経験やノウハウ、込められた想いなど、どうぞ皆様ご覧ください。
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HISTORY.01
店舗デザイナー時代
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入社当時はバブルの時代背景もあり、今では想像できないほどの仕事量で徹夜続きの日々でした。
主にアパレル業をメインに担当し20代前半から常に地方出張で飛び回るほどの多忙な日々を過ごしました。 -
HISTORY.02
29歳・1社目の独立
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バブル時代特有の大量の場数から、当時は「20代のうちに独立」という考えは世の中の主流でした。
私も1995年「有限会社バルヘッド」という店舗デザイン設計事務所を設立しました。
アパレル業はもちろん、飲食店、物販店、住宅など、多くの依頼を請け、あらゆる業種に対応できるマルチな店舗デザイナーとして認識されておりました。 -
HISTORY.03
ジレンマ(飯島の葛藤)
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多くの経験積むうちに、出店者の計画を聞いて、成功するか失敗するかの判断が
ある程度想像できるようになりました。しかし、一旦引き受けた設計の仕事、途中で「あなたは失敗してしまうから計画を辞めましょう」
とは言えません。結果的に出店者の失敗をガイドしているのでは?という疑問を常に感じるようになりました。設計がはじまる前の段階から安全な開業ノウハウや運営の知識を伝えられれば失敗は防げるはず。
危ない計画は止めてあげたい、という思いが強くなりました。1999年、それまで敬遠しがちだった個人の独立開業出店の仕事を受けました。
個人事業の開業者の出店計画は、店舗デザイン設計業としては通常より労力が多く神経も非常に使い、
店舗設計業界では避けたいと考える傾向が強いのです。 -
HISTORY.04
飯島の決意~bh設立~スタイルの確立
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それまでの主な依頼は企業からの仕事でしたが、企業と個人で決定的に異なったことは、開業者様からの「依存度の大きさ」と、
想像を超えるほどの「混乱や悩み」、そして成し遂げた後の「感動と喜び様」でした。それは、正直、今まで味わったことのないほどの“大きなやり甲斐”を実感させられました。
今後の人生、「進むべき道はこれだ!」という確信になりました。
これがbhのすべてのはじまりです。右も左もわからない不安を抱える開業者さんのために必要な人物となろう。それが自分の役割だと思いました。
開業者さん各々の悩みと計画性を聞き、もしそれが不十分な計画なら一旦止めて、仕切り直しを促す。
準備OKならより正しい方法をガイドし開業後は最低でも10年以上の健全な経営に導く。これを自らの使命とし、“安全な開業に導く専門家”を目指しつつ2000年に有限会社バルヘッドから分社設立、有限会社ビーエイチをスタートしました。