【新計画】日進メンズオンリーサロンBALMERS(バルマーズ)開業計画
昨年3/5の対面セミナーで出会った29歳の理容師さんとその後、事前プロデュースのプロセスを踏んできましたが、5月の開業に向けて本格的にフルプロデュースが始まっております。さいたま市の日進、店名はBALMERS(バルマーズ)で決定しています。
↑2/3(月)午前中
先月末から既に始まっている日進の男性専用理容室BALMERS(バルマーズ)はコンセプトメイキングはもちろん、早くも店舗デザイン設計の打合せがどんどん進んでいます。飯島の完全監修下で行われるクリエーターチームは、おなじみ店舗デザイン担当にアトリエリベロの藤井真哉氏、店名ロゴ&販促印刷物などのグラフィックデザイン全般を担当する泰々房の辻井泰子氏の布陣で臨みます。
↑2/3(月)午後
午前中の設計とグラフィックの打合せから昼休憩を取って、午後は日本政策金融公庫の面接模擬トレーニングを行った。模擬トレーニングといいますが、実際はかなり飯島自身が厳しい審査員になりきって、オーナーさんを揺さぶる、まさしく特訓です。この特訓を最低でも4〜5回、多い人で7〜8回行って面接当日をむかえています。ガッツリ仕込んでこそ融資の成功率を高めてきた歴史があります。ひとまず、この日が融資特訓1回目です。
↑2/6(木)午前中
同じく面接特訓も2回目です。開業者さんには、ほぼ前回と同じ問いかけを投げかけますが、ほとんどの開業者さんは、頭では自分自身の計画性を整理できていたも、それを理路整然と言葉で第三者に伝えることができません。ましてや、面接官との対面は、出会った瞬間から、たった1時間弱の時間で「こいつできるな!」という印象を植え付けなければならないのです。「あ〜」とか「う〜」とか、「え〜と・・・」という反応ばかりだと、提示した希望額が簡単に減ってしまうどころか、最悪の場合、融資失敗にもなりかねません。これは毎回、俳優さんに芝居の稽古をつける演出家のような立ち位置で取り組んでいるのです。
↑2/12(水)午前中
フルプロデュースのクリエーター勢揃いでの打合せの2回目です。実は去年9月から「事前プロデュース」を通して飯島と開業者さんで共有してきた計画の概要は、フルプロデュース開始の時点で、両クリエーターには飯島から明確な申し送りが完了しているのです。コンセプトとして開業者さんが目指す世界観、呼びたい客層、販売戦略、店舗のスタイルなどなど、これらを開業者さんが、それぞれ各業種のクリエーターにひとつずつ説明することは至難の技なのです。
何のための「事前プロデュース」かといえば、開業者さんは日々、通常の仕事をしている間に、裏で飯島が、各方面の担当者に計画の概略を、それこそ明確過ぎるぐらいのレベルで伝えているのです。だからこそ、打合せが始まった瞬間から、まだ2回目だというのに、すでにこうした開業者さんの要望をくすぐるような提案が実現しているわけです。
もしも、「事前プロデュース」のような段階を踏まずに開業者さん自身がこれを行ったとしたら、おそらく今回の提案と同レベルの成果物にたどり着くまでに推定3週間ぐらいの遅れが出ると想像します。
開業者さんにとっては、なにぶん働きながらの開業計画攻略なのです。いかに時間短縮できるかは非常に重要です。この著しい時間短縮というか、効率化こそがプロデュースにおける飯島の最大の存在意義でもあります。
この日は、昼休憩を挟まず、そのままの流れで引き続き融資面接特訓の3回目を行いました。開業者さん、3回目にして、ようやく口が回り始めておりました。つくずく練習とは、人を変えるものだ、という実感です。
↑2/13(木)午前中
すでに面接特訓は3回行っているが、開業者さんはこの期間中に飯島の指示のもと、出店地となる埼玉の県知事の推薦状を交付してもらうために、日常の仕事の合間で、管轄の施設に出向いてすでに提出を終わらせていました。そして、この後、実際の面接日が日本政策金融公庫側で決められてしまうのですが、実はここが重要ポイント!
何も主張せずに提出してきたりすると、面接日取りは「◯月◯日に来て!」と勝手に決められてしまいます。もしもこれが仕事の日だったりすると、スケジュールを変更してもらったりと、何かと手こずるわけですし、面接日程も更に遅れることになってしまいます。これ、本当によくある話なのです。
なので、推薦状を含め書類の一切合切を提出する際には、必ず、「私の休日は◯日と、◯日だけなので、面接の日取りはどちらかにしてね」と伝えてくる必要があるのです。
もちろん、アドバイス通り、この開業者さんは自分自身の休日を主張し、思惑通りの面接日程に日本政策金融公庫側を動かして来ました。素晴らしい!
ということで、面接日は2/18(火)の10時に決定。それまでに面接特訓はこの日を含めあと3回予定しております。
↑2/14(金)午前中
連日です!5回目の面接トレーニング。すでに5回目ともなれば、だいぶ口が回るようになってきていますし、堂々たる風格もまとい始めるもの。
今回の開業者さんは、とりわけ大人しい性格、穏やかな人柄が魅力の人物です。しかし、この佇まいは、こと面接という場面ではちょっとパワー不足感が否めません。なので、飯島から開業者さんへのアドバイスは一貫して「もっとパンチを効かせた返答を!」「自信満々感をアピールせよ!」というのが、ほぼ毎回言っているメッセージです。でもでも、だいぶそれも備わっています!
↑2/17(月)午前中
日本政策金融公庫の面接の前日となるこの日、午前中は3回目となる店舗デザイン設計&グラフィックデザインの打合せです。
今回から店名のロゴデザインが何パターンも提案され、ZOOMごしに見る開業者さんは非常に楽しそうに見えました。店舗も、グラフィックも、こうしてビジュアルを見ると本当にワクワクが止まらないものです。
飯島は両デザイナーの提案が、本筋に沿ったものであるか、方向性が間違えた方向にズレたりしないかを、ひたすら傍観しながら立ち会っています。まぁ長いつきあいの藤井氏、辻井氏です、もはや口出す余地などなく、両名とも本当に究極のプロに育ってくれました。宝です。
↑2/17(月)午後
さ〜て、いよいよ明日18日の10時が本番の日本政策金融公庫の面接本番です。
まさしく総仕上げの特訓です。飯島、怖い顔してますね(笑)さて、そもそも、本来は口数が少ない開業者さんですが、もう別人ですわ!自信満々に自分の計画を語っております。
そしてあえて超意地悪な質問を浴びせかけても、しっかり跳ね返してきます。この跳ね返すエネルギーも融資成功には必要不可欠なものなんです!合計6回におよんだ厳しい面接トレーニングの成果はいかに?
つきましては18日の面接後、本人から連絡を頂きました。
「バッチリでした!面接官より格段に飯島さんの特訓の方が厳しかったです・・・」と言っておりました。
そう、厳しい特訓を積むと、本番が全然怖くなくなるのです。その余裕が成功を引き寄せるのです。
担当者によると、結果が出るまで10日間と言われたそうですが、実際は2/21の時点で、申請した希望額満額達成の連絡が入りました。
ちなみに、申請した額は1000万円でした。日本政策金融公庫ではこの額は、個人開業者としては上限額とされています。多くの場合は、減額されたり、融資すらNGという事例も少なくないのです。
飯島のプロデュースでは、毎回ほぼ、この上限額1000万円の融資成功を導いております。減額されて800万円まで、という実例が全体の15%ぐらいかな。しかし、これは至って担当した面接官の一存と言われています。
融資とは本当に担当者次第なんです。
しかし、その成功の確率を上げるためにも、今回と同様の絶え間ない特訓がモノをいうわけですね。
↑1/25(月)午前中前半
21日の時点で、融資の成功が確認されたため、ここから一気に様々な発注ができるようになったことになります。
つまり、この段階まで不動産物件も本契約を待ってもらっていたのです。
「融資が確実に通るまで、契約は待ってくださいね」という交渉をしっかりしておいたことにより、この期間の無駄な家賃流出も事前に食い止めているのです。
しかも、この後、すぐに不動産契約は取り交わすけれど、実際の工事が着工予定となる4月初旬まで家賃発生はなく、初月家賃は4月からスタートという約束もしてもらっています。
簡単に言っていますが、これだけで数十万円の節約が現時点で成立しているということ!
物件契約と同様に、融資成功の一報を受けたことにより、ここから早速WEBの制作に取り掛かる手筈となります。
この日の打合せの前半で、WEBの制作担当者の常世氏を開業者さんに引合せ、早速HPの準備に取り掛かります。
参考事例として、同じくメンズオンリーで大成功をしているBRUSHさんのHPで説明しておりましたね。
↑1/25(月)午前中前半
そして引き続き、入れ替わりでいつもの店舗設計とグラフィック打合せに移行。
今回でまだ4回目だが、超特急で進めてきた店舗設計は、ほぼ大詰め段階です。
この週1回ペースの打合せの間に、常にライングループ上に、何案のデザイン画が飛び交いつつ、あーでもない、こーでもない、とやり取りが展開しています。
店舗デザイン設計に限り、おそらく次回の打合せで早くも競争見積(入札)にコマを進められそうな勢いです。
毎回ながら、2人共、本当に素晴らしい仕事っぷりです。
さて、3月も3日に、次回の打合せが予定されています。
次回はサロンポスの担当者引合せも予定しています。
また来月も実況報告してまいりますので、乞うご期待です!