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『BRUSH PREMIER』OPEN直前〜写真撮影〜重要な最終アドバイス

鶴見のメンズオンリーサロンBRUSHの2号店『BRUSH PREMIER』はいよいよ3日後のOPEN直前に店舗の完成写真撮影。オーナー原口さんとは開業直前の最終段階ですが、少なからず不安が拭えないという原口さんに向けて、ZOOMにてアドバイスを2回行いました。成功の裏側には大きな不安がつきまといますが、それを小さくできるのは抜かり無い事前準備しかありません

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↑3/19(火) まずは、遂に3日後にオープンを迎える店舗に訪問、カメラマン秋山雄一氏による店舗の完成写真撮影を行いました。
↑遡ること5日前、3/14(木)23:00~24:00
不安が尽きないという原口さんと緊急ZOOM会議で、多店舗運営の経営者としてやっていく上でのマインドを整える為のアドバイスを行いました。疲弊感が拭えない原口さんの表情が痛々しかった。
 
↑3/20(火) 23:00~24:00 まさにオープン直前2日前、更に不安は尽きない様子でしたが、この日のセッションで、原口さんは不安を拭いつつ180度前向きな方向に持ち直し、いよいよ2号店開店の準備が整ったようです。

 

昨年11月から開始した久しぶりのフルプロデュース計画は、11年前、2013年4月に開業した同地区の男性専用理容室『BRUSH』の2号店出店計画でした。2号店出店でも11年前と変わらず、ありがたいことに再び飯島にオファーしてくれたのが、オーナー原口太郎さんです。

 

2号店となると、もはや1号店の時と同様に飯島の手を借りずとも、自力で計画を進めていけると思われがちだが、今回の計画を通して、その考えはかなり甘いものだということを飯島自身も痛感しました。

 

それほどまでに今回の出店計画は、1号店の出店時と比べて規模が巨大で、開業予算も一回り以上大きなものでした。なにより、オーナー原口さんにとっては、既存店となる1号店の通常営業をしながら進めていく計画だったため、とにかく大量なマルチタスクのToDoを取りこぼしなくこなして行くことに、大変苦労しました。

 

単純にやるべきことをひとつずつ消化していくというものではなく、同時に原口さん自身の心の焦りや、キャパオーバーから生じる混乱に、本人が一番驚くと言うか、戸惑いが隠せなかったようです。

 

結果的には、飯島及び、プロデュース下に編成した各分野のプロたちの手を借りながら、抜かり無く計画自体は進めていくことができました。しかしながら、やはり不慣れなプロセスには原口さんが最もグロッキーでしたね。

 

最終的には、飯島が過去に携わった全計画の中でベスト1となるコスパを実現させることができました。

 

当初11月の時点で原口さんが描いた計画の全容を試算した時の総額予算から、最終結果は実に1000万円以上の節約をもたらすことができたのです。

 

しかし、これは各方面の業者に決して値切り交渉をして落としたものではありません。

 

あくまでも、必要なモノ、不必要なモノをしっかり吟味することを全項目にわたり検証の上、オーダーするという部分を、飯島や店舗デザイン設計担当の藤井氏が徹底的に、原口さんの代わりに裏で動いたことにありました。

 

経験上、ほとんどの開業オーナーというのは、必要だと思われるものを右から左にカゴに放り込み、レジで会計する時に、トンデモナイ額面に達していることに驚く・・・というようなやり方をしてしまいます。

 

しかし、「何を何個、最大で幾らの予算以内で、すべてを揃える!」という基準を事前にもったうえで、実際の買い物に走るという、至ってシンプルであたりまえな事を、時間を惜しまずやれば、店舗開業という莫大な予算を投じるほどの計画の場合、今回のように1000万円以上の節約を見出すことができることもあるのです。

 

今回も、原口さんは、途中の様々なキャパオーバーにより、完全に自身でこの予算管理などできる余裕を失っていたわけです。しかも、それにプラスして、去来する不安、心配、恐怖ですから、精神状態は平常心には程遠く、まさしくパツンパツン状態でした。

 

通常、そんな最中にすべき決断の数々はすべていい加減なものになりがちで、最終的には、積もり積もって、結果、ありえないほどの予算オーバーを招いてしまうのです。これが原因となり経営開始時に一文無し状態、あるいはすでに赤字のマイナス状態に陥るのです。

 

実は、店も素晴らしく、提供する商品も抜群なのに、なぜか短期間で閉店せざるを得なくなるような失敗事例の原因は、ほとんどが、こうした開業時の渦中に運命を決めているのです。

 

オープン2日前となる昨晩も、まだまだ不安が尽きなくて自身では、心の収集が尽ききらないという原口さんと深夜までお話をして、明日のオープンに向けて、心を作り直すことができました。

 

店舗開業プロデューサー、コンサルタントとしての飯島の役目は、必要なモノをすべて取り揃えてあげるだけではありません。開業者にとって、毎回最も頼っていただけているのが、こうした底しれぬ不安に寄り添える立場であることが、大きな存在意義となっています。

 

まさに、原口さん、明日からは一気に仕事のスタイルが変わります。今まで1店舗の運営に精を出し続けてきた約11年ですが、ここから先は、2店舗を切り盛りする経営者として、ますますイチ理容師から逸脱しなければなりません。

 

本人の不安の核の部分が、このまだ経験していない多店舗経営への得体のしれない不安でした。

 

しかし、プロ集結で準備した店舗はかなり極上なものが手に入りました。しかもコスパもかなり高い計画にすることができ、最終的には運転資金となる余剰金も潤沢に確保できた状態での船出となるのです。

 

安全対策も含め、これからの経営に必要な準備はすべて完璧に整っているのですから、操縦さえ間違えなければ、絶対にうまくいかないわけが無いんです。

 

しかし、どんなに準備万端でも、不安を伴う操縦なら、事故を起こす確率も上がってしまいます。だからこそ心の持ちようが重要となるわけです。誰でも絶対に不安はあります。

 

未経験の領域は本当に怖いことだし、不安をゼロにすることは、そもそも無理なことです。

 

だから、オーナーとしては、不安を消すことを考えるのではなく、できる限り事前に不安要素を小さくできるような準備をしておくべきなのです。

 

不安で怖い!でも、きっと大丈夫!・・・・と思えるように、オーナー自身が自分で心のコントロールをできるようにしていく。これから先も、経験というプロセスを通して、それを身につけ、パワーアップしていくしか無いんです。

 

「不安でどうしょうもない」これは、あたりまえのことです。

 

結局は、腹をくくりましょう!覚悟を決めて進みましょう!

 

実際には、これしかアドバイスのしようがないのですが、昨晩の原口さんにとっては、これが最も効く薬だったようです。

 

鶴見メンズオンリーヘアサロン『BRUSH』と2号店『BRUSH PREMIER』のオーナー原口太郎さんを是非応援してあげてください!

 

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