10年後の健全経営を見据えた美容室の独立開業のお手伝い

昨年5月末より約9ヶ月に渡り、付きっきりで美容室開業のためのプロデュースでサポートしてきた美容師オーナー福山裕太郎さんのお店が完成しました。

2/20のプレオープンのあと、3/4にグランドオープンを迎えます。

したがってプレオープン直前に店舗の完成写真撮影となりました。

この日、オンラインセミナーを午後から行い、終了後にそのまま狭山へ！現地に到着したのは17時でした。

毎回飯島監修下の開業計画では、コロナ前までは、この写真撮影後にはオーナーさんと打ち上げの飲食をするのが恒例でした。

しかし、2020年以降は残念ではありますが、こうした習慣を見直すことになりました。

多忙な店舗デザイン担当の藤井氏も最後の記念撮影の瞬間だけ登場。ちなみに、このお店は、藤井氏も、カメラマン秋山雄一氏も両名、隣町の所沢在住。飯島が最も長い道のりで訪問しております。

そして不思議なことに、オーナー福山さんと直接対面したのは、なんと、この日が2回めです。

プロデュースの進行はほとんどがリモートにて行ってきたけど、ZOOMで福山さんと共有した時間はトータルにすると推定50時間以上。だけど会ったのは2度め・・・変な感じです。しかも、藤井氏と直接会ったのも今年初めてだった。

忌々しいコロナ禍で、当時は混乱したものですが、今こうして振り返るとコロナきっかけで新たな仕事の進め方やスタイルが再構築されたことを実感しています。

実際、最近のリモートによる飯島の講座受講者さんは、かなり遠方の方々が目立ちます。金沢だったり、福岡だったり、つい先日は北海道の方にセミナーいたしました。

あきらかにコロナ以降、仕事の幅が不本意ながら広がったようです。

さて、warawa、これ「わらわ」という店名です。

warawaは、話を聞くと、プレオープンに向けて、ほぼ準備万端状態とのことで、ほとんどやり残し無し。

そして予算オーバー一切なし。それどころか、当初の予定より多くの余剰金を残しての開業に成功しています。

この状態をこの日の段階で作り出すことが、実はとっても難しいことなんです。

それがしっかり実現できれば、写真からも伺えるように、開業者さんの心は、超ハッピー状態になります。

この感じのまま、初日を迎えることにより、ある意味将来のお店の運命が決まると言っても過言ではありません。

まず、世の中の開業者のほとんどが、ソワソワ、パニック気味の状態でオープンを迎えているケースがほとんど。

買い物が足りてないとか

モノが届いていないとか

予算を大幅にオーバーしてしまっているとか

開店告知のチラシが全然配れていないとか・・・

過去長年見てきた開業者のイメージって、ほとんどがこういう状態なんです。

2000年にbhを起業した目的の一つに、飯島にプロデュースを依頼した開業者さんには、

必ず、開業直前に超絶ハッピーな状態でいてもらうことを前提にしたものです。

これ、bh創業から今年で23年、ほぼ9割の実例で達成してきた実感があります

（ときにはそうでない例もありましたけど・・・）

写真撮影の日のひとときは、嬉しくて仕方がないオーナーさん一家の様子に、

飯島にとって最もホッとするというか、安心できる瞬間でもあります。

なにより、こうして健康を取り戻し、ちゃんと仕事をさせていただいていることに感謝します。