11/20・狭山市美容室WARAWA（ワラワ）開業半年後の店舗保守点検に訪問〜このサポートの重要性とは？

2023-11-20

進行中開業計画

11/20・狭山市美容室WARAWA（ワラワ）開業半年後の店舗保守点検に訪問〜このサポートの重要性とは？

bh飯島の開業後1年間のコンサルティングには店舗オープン半年後と1年後に訪問して店舗の保守点検を行うが、今回の半年点検をすっかり失念、開業8ヶ月後にずれ込んでの半年点検となってしまった。おのずと1年点検はココから半年後にスライドすることにしました。失念した背景には、お店の不具合がほとんど無いということで、お互いに忘れていました（汗）

ということで、久しぶりの訪問となった狭山市のwarawaでした。飯島とオーナー福山さん、店舗デザイン設計を担当した藤井真哉氏、店舗工事を請け負った業者すべてのタイミングが合うスケジュールを組み、本来なら3月4日の開業から半年後である9月4日頃には店舗に訪問して、店の不具合箇所などをチェックするのが通例なのだか、なんと飯島も福山さんも、この半年後の点検をすっかり忘れていました。

っていうか、福山さんに関しては、忘れているも何も、飯島が音頭を取らないと始まらないわけですから、これはすべて飯島の失念によるもの。

毎月定例、ZOOM越しにやり取りしているのに、つい・・・福山さんごめんなさいです。

前回11/6のセッション終了間近に飯島が、このことを思い出して、急いで各担当者のスケジュール調整を呼びかけて、約3ヶ月弱ずれ込んで、この11/20になってしまいました。

店舗には、もちろんゼロではないが、特に大きな不具合は特に発生しておらず、この時点での修復手配をするより、さらに半年後の1年点検時（実際には開業後1年3ヶ月後にする予定）にまとめて修復や改善の処理をしてもらうように指示をしました。

まず、開業後1年間の期間中には、通常、それなりに修繕修復の箇所が発生するものなんです。

塗装に非常に小さなヒビが入ったり、床材が浮き始めたり、クロスが若干歪み始めたり・・・

ちなみに、これは開業直後によくある事象でもあり、いわゆる新築の家でもありがちなこと。

工事の工法で使用したボンドが時間の経過とともに硬直が進んで、少なからず建材に隙間が生じたりすることも、よくある話。

また、特に立地的に大通り沿いや線路近くに面する店舗の場合は、慢性的に起こる微振動により、なにかと、建材の歪みや剥がれが生じやすくなるのである。

したがって、仮に塗装や建材に不具合が生じたとしても、全部が全部、工事業者の工事精度のせいにするわけには行かず、時として不可抗力によるものも少なくないのです。

特に開業後1年間の開業オーナーというのは、何かと心が平常心のケースが少なく、まだ経営リズムを軌道に乗せる為の緊張が続く日々を過ごしているせいか、ついつい、こうした店内の不具合を、店舗工事業者の“手抜き工事”だと決めつけて、見苦しい争いに発展してしまうことも、本当によくある話なのです。（福山さんは違いますけど。彼は開業後からずっと、至って超ご機嫌な状態が続いてますよ）

設計実務を大量に積んできた、飯島や藤井氏の見解として、様々な工事業者への咎めに対し、さすがにこれは工事業者のせいではないのに・・・

という実例は多いのです。しかし、心が安定しない開業者の気持ちも理解できなくはないわけで・・・

まだ不慣れな経営の渦中、手応えを得るまで少々時間が必要な時期において、この店舗内の不具合というのは、ある意味、開業者にとって格好の八つ当たり場所として、工事業者が不憫な思いをさせられることが多いのである。

まぁ、福山さんに限らず、bh飯島のプロデュース下では、開業者は、多少の不安に揺らされるものの、大パニックを起こしたり、手がつけられないほどの怒りモードに陥ってしまうような事例は極めて少ないのだが、残念ながら過去の実例の中では、決してゼロだったわけではないのです。

そもそも怒りの感情とは、まさに刹那的なものであり、つい思わず口にしてしまった悪態、罵倒、恫喝は、一度口に出した以上、どんなになかったことにしようとしても絶対に無理な話で、殆どの場合、人間関係的に、修復不可能になってしまいます。

開業計画時から、お互い力を合わせて、共に立ち上げてきた大きなプロジェクトだったはずが、僅かな心の乱れが、簡単に壊れてしまうのが開業計画の開業後のプチトラブルなのです。

工事請負をしている立場ではない飯島や藤井氏の立ち位置は、基本的にはもちろん開業オーナーさんびいきではあります。しかし、こと工事に関しては、開業オーナーと工事業者の中立位置にいるからこそ、工事業者の不手際に関しては厳しく指摘できるのです。

しかし、仮に、混乱し、いきりたつ開業オーナーの発言に対し、工事業者がひたすら貧乏くじを引かされるというのも問題なわけです。

だからこそ、現在こうして開業後の半年時点と1年後の時点で、実際に店舗に訪問して、不良箇所のチェックを含め、改善に際し、工事業者の保証期間内の無償対応の範囲でやるべきものなのか、それとも、少なからず有償での対応となるものなのかをシビアにジャッジするのです。

前述したように、過去の開業者の中で、混乱を収めてあげることが出来なかった苦い実例から、飯島と藤井氏は、現在のような、開業後の保守点検のあり方を整えた経緯がありました。

何事も、日々直面する不具合や不都合、その都度、悩みながら手にしてきたトラブルでの対応策の数々が、現在のプロデュースの進め方の軸になっているということです。

福山さんが、セッション時も、今回の再会時も言ってくれます。bhのプロデュースは完璧だと。