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進行中開業計画

BRUSH-2号店『BRUSH PREMIER(ブラッシュ・プレミア)』完成!〜bh史上最大の減額コスパ実現〜2/20以降の打合せと現場の様子

2013/4/18開業の1号店・鶴見のメンズオンリーサロンBRUSHの2号店『BRUSH PREMIER』計画も遂に店舗完成。ギリギリまで打合せは続いてました。今回の計画、実は最初の時点より1000万円を超える減額が実現!2/20以降の打合せと店舗工事進行状況をご紹介します。

 
↑2/25(日) 現場の担当者さんから経過報告で受け取った写真
 
↑2/27(金)11:00~12:30 ZOOMによるグラフィック打合せの時の様子
 
↑2/27(火) 現場の担当者さんから経過報告で受け取った写真
 
↑2/28(水)14:00~14:30 ZOOMによるグラフィック打合せの時の様子

↑2/28(水) 現場の担当者さんから経過報告で受け取った写真

↑2/29(木) 店舗デザイン設計担当藤井真哉氏と共に現場に訪問した原口さんから頂いた写真

↑3/4(月) 現場の担当者さんから経過報告で受け取った写真

↑3/7(木) 現場の担当者さんから経過報告で受け取った写真(引き渡し前夜なのでほぼ完成形)

 

 

さてさて、前号に引き続き、2/20以降の打ち合わせと工事の進行状況のご紹介をしましたが、

とにかく、あまりにも大量にやるべきことがあるため、オーナー原口太郎さんは、ラストスパートのこの時期、若干グロッキー気味の日々でした。

 

最も影響してしまったのが、オープン告知チラシや名刺ほか、各種カード類、店内に置くメニューブックなどのデザイン打ち合わせが押しまくりでした。

グラフィックデザイン担当の辻井泰子より、何度もケツを叩かれながら、なんとかギリギリ間に合わせてきました。

 

原口太郎さん、本当に1号店を運営しながらの出店準備の大変さを痛切に感じているようです。
今回のプロセスの最中、何度か飯島だけにメッセージが届いたものでした。
「頭がパニックで、混乱しています。どうしたらよいでしょう?」
という悲鳴のメッセージでした。

 

しかし、これは最初から飯島も原口さんも想定していたことでしたが、当の原口さんは、頭では理解していたものの、実際にその渦中に直面して、少なからず“心”をやられていたのは事実です。

 

このような心の揺れがある状態で進んでいると、ケアレスミス連発という状況を生み出してしまうのです。
なので、苦しくなったら遠慮なく悲鳴を上げること!これが飯島との間の公約でもありました。

 

今回良かったことは、手が付けられない最悪の状況になるまで煮詰めず、原口さんは素直に、ヤバくなったら、毎回、即連絡してくれたことでした。そんな甲斐あって、現在では、ほぼ大きな問題に発展するような事象はゼロで進んでくることができました。

 

毎回ながら、開業者さんにとっては荷が重すぎるのは、

スケジュール管理 & 予算管理

この2つです。

攻略の順番を一つでも誤れば、それをキッカケに簡単に数十万円、時には百万円単位の損失を生み出しやすいのが、開業計画の最も恐ろしいところなんです。

 

原口さんは、今回の2号店計画において、その恐ろしさを、まさに目の当たりにしたはずです。

ちなみに、現在、店舗もほぼ完成段階で、あとは開業を待つ段階まで進んできましたが、

一番最初に原口さんから草案を聞き取り、ただ聞くがままに、予算を試算してあげたのが去年の11月初旬、最初のコンサル段階でした。

その時、シュミレーションした開業総予算を見て、原口さんはかなり驚き、少なからずパニックしていたものでした。

それから、幾度となく予算計画を共に見直し、打開策を探しながらここまで来ましたが、最初に想定した開業総予算額から、ほぼ終了に近い現時点の集計を比較すると・・・さすがに実際の開業総額は公開できませんが、なんと減額できた額は1000万円を超えたのです。

 

もちろん、それらの減額という基準は、単なる値切り交渉的なものではありません。
基本的には、その類の減額方法は、一つも講じていないことだけはお断りしておきます。

 

肝心なこととして、ほとんどの開業者さんは、必要なもの、必要と思われるものを、すべて積み上げ方式で予算計画してしまうのです。

しかし、その総額はプロでない限り、信憑性のある額面で試算できるはずもなく、多くの場合、「これでなんとかなるのではないかな?」という安易な判断のまま計画に踏み出してしまうのです。

ところが、歩んだ先でぶち当たるわけですね。
「やばい、予算全然足りないじゃん!俺はどうしたら良いんだ〜?」
という最悪のストーリーですね。

だからこそ、飯島のようなプロの知恵を使って、最初に多角的な試算をすべきなのです。

 

そして、原口さんが最初に描いた”やりたいこと”そのすべてをやることは不可能であることをまず知る。
そして、それを受け入れる。←簡単ではないことですが。

次に、融資額を含め限られた予算で、はたして最初の草案のうち何割程度のことなら実現可能なのかを、何度も何度も検証するのです。

すべては限られた予算が計画の身の丈ということです。

 

さて、今回の計画ですが結果的に、原口さんの最初の草案より、最終的には飯島が思うに8割程度の要望は実現できたと思います。

 

その裏では、原口さんが本当はやりたかったことの幾つかが、数年後の2ステップ目に先送りするという延期措置であったり・・・

導入する理容機器のほとんどを新品購入ではなく、程度の良い中古品に置き換えることだったり・・・

店舗設計における建材関連を、藤井氏の協力のもと、コスパの高い材料に置き換える措置をしたり・・・

とにかくできうる減額対策をフル活用して実現した今なのです。

 

 

そして基本、必要なものはすべて取り揃えたけれど、開業総額は、当初の試算より本当に1000万円を超える節約をもたらすことが実現したのです。

原口さん本人じゃないと、この重みを感じることができないかもしれませんが、1000万円の節約といえば、ほとんど小規模な店舗工事費用相当の額です。

 

値切り交渉とかではなく、あまりにも多岐にわたる出費要素を、もれなくすべてチェックし、精査すれば、今回のような大きなコスパを上げることができるというわけですね。

 

それこそが、飯島が原口さんのセコンドに付いた最大のところだったと思います。

 

ちなみに、毎回ながら、原口さん、十分すぎるぐらいの「運転資金」すなわち2店舗分の運営の余剰金を潤沢に残した状態で、2店舗目の経営をスタートできる状態が整っています。

bh飯島のプロデュース史上、最も大きな減額パフォーマンスを上げることができたこのBRUSH PREMIER計画でした。

引き渡しは3/9を予定しているので、写真は前日の現場、ほぼ完成状態の写真が工事現場の担当者から届いております。店舗は、とても素晴らしい出来栄えだと思います。

原口さんをはじめ、関わったすべてのプロの方々、ほんとうにご苦労さまでした。そしてありがとうございました!


【BRUSH】&【BRUSH PREMIER】求人募集 

2号店「BRUSH PREMIER」にオープニングスタッフ2名の募集。
1号店「BRUSH」に1名募集。合計3名の理容師さんを募集中です。

新店舗2号店の店長は、BRUSHの1号店を長期間にわたり共に支えてきた有能なスタッフさん。

1号店は、引き続き原口さんが店長として、新たなスタッフ育成に力をいれるそうです。

 鶴見メンズオンリーサロンBRUSH-PREMIER完成イメージ画像

↑完成のイメージ3D画像

↓1号店 BRUSHの店舗写真

https://bh-inc.co.jp/case/brush/

 

↓2店舗共通・新WEBサイト
 

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