10年後の健全経営を見据えた美容室の独立開業のお手伝い ヘアサロン開業アカデミー

【プロデュース進行中計画】一般的な美容施術を提供するサロンワークと別に「ビューティープロデュース」という商材を水面下で準備中のオーナー柴田昭子さん、暗中模索の中で様々な逆境をものともせず、トライアンドエラーを繰返しつつ、リカバリ後、即仕切り直し、再び行動。まるで極真空手の稽古のようなハードなサイクルで挑戦を繰返しています。これ、結果的に成功までの道が早まるはずです！〜愛知・円頓時商店街美容室フラミンゴフレア、開業後5回目のコンサルセッション。

つい5日前には実店舗に訪問し、店舗の開業半年後の保守点検に立ち会って来たばかりですね。

その際ある程度、会話の中で運営状況など聞いてはいましたが、その日は主に工事業者さんとのやり取りやらで、落ち着いたコンサルはできなかったのと、オーナー柴田昭子さんと初めての飲食をしたので、今回は、改めて腰を据え直してのセッションです。

 

愛知県名古屋の国際センター円頓寺商店街のすぐ近くに今年6/19に開業し、半年が経過した美容室FlamingoFlareの開業後5回目のコンサルセッションね。

 

5日前の現地でも触り程度聞いてはいましたが、例の「ビューティープロデュース」の下準備活動はしっかり水面下で行っている柴田さんは暗中模索の中それなりに戸惑い続けている部分があるようです。

小さな壁に幾度もぶつかり、その都度、飯島に相談を投げかけてくれるというサイクルをすでに何度も繰返しております。

これは柴田さんの気質というか、性格でもありますが、悩み多きところはあるものの、決してフリーズして停滞していたりしないんです。アドバイスすれば即行動するバイタリティーが素晴らしい。

これもまた、経営者には必要不可欠と言われる要素の部分です。

 

「行動が早い人は、必ず成功する！」

 

こんな表題の本とか、ありそうですよね。

それぐらい経営コンサルやメンターと呼ばれる人の共通のアドバイスとして耳にする言葉でしょう。

 

飯島もさすがに良い歳になってきたこともあり、開業事例にもかなりの数になってきましたので、この言葉の意味は非常に実際に見てきた生のデータからも納得するところです。

 

開業者さんにも様々なタイプの方がいるのは当然ですが、最も手を焼くのが、ケツを叩いてもとにかく動けない人・・・これはどんなに名コーチが頑張っても無理ですよね。

そもそも、こういう人は独立開業して経営者にしてはいけない人と捉えています。

 

飯島が過去のコンサル段階で開業計画を辞めるように促す事例がいくつもありました。

もともと、飯島は2000年にヘアサロン開業アカデミーことbhを創業した際に掲げたコンセプトは、「無謀な計画、不十分な計画の開業を止める人物になる！」という存在を、目指したわけです。

 

なので、歴代開業オーナーさんたちで経営不振などの理由でお店を畳むことになってしまった事例が今だにゼロという実績があるのは、種明かしを言ってしまえば、危ない人は開業させていないからということなんです。

 

何が言いたいかといえば、柴田さんのようにアドバイスすれば、しっかり自身の中で腑に落として、即行動に移せる人かどうか？それをコンサル中にしっかり見極めたうえでのプロデュース請負を飯島が決断したという背景があるのです。

その素養がない人だと飯島が判断した場合、どんなにお願いされてもプロデュースをお断りしていることもあるということです。

要するに飯島自身が気に入った人物の計画しかご一緒しないということね。嫌いな人の計画は受けないんです。

 

さて、この半年間の柴田さんの行動、それは、それは、色々なチャレンジありきの半年でした。

決してフライングするような行動ではなく、どんなに小さなことでもしっかり飯島に相談を投げかけてくれて、その度に一緒に飯島もコンサルを通してお付き合いしております。

開業したてで判断がまだ甘めの柴田さんが考える草案に、プロとして様々な実例から得てきた体験とノウハウを合わせて、毎回一緒に行動方針を立ててアドバイスしています。

 

時として、そのアドバイスはやや勇気を伴うものもあれば、目からウロコのような容易なものもあり、はたまた灯台下暗しのような、ちょっとチャンネルを変える程度の打開策もあったりするものです。

 

どうであれ、心が決まれば、すぐに行動する柴田さんです。

しかし、行動があれば何かにぶつかる。ぶつかれば毎回、痛いんです。

でも、再びリカバリして、作戦を再び一緒に練り直し、仕切り直しして、また行動する。

そしてまたぶつかる。これ、何度もすでに繰返してきているんです。

 

またまた飯島の武道論で話しちゃいますが、武道でも筋トレでも、まさに痛みの連続ですね。

その痛みを怖がって、最初の一歩から避けてばかりいると、おそらく数年やっていても、もちろん、大きな故障や怪我こそないものの、上達という部分ではあまり大きな進歩が見られませんね。

 

もちろん、それはそれで取り組み方としてあって良いんです。この取り組み方、すなわちコミットメントの仕方も人それぞれですからね。

慎重に、慎重に、橋を叩いて渡るような姿勢で、ゆっくり着実に一歩ずつ進むという成長プロセスもあるでしょう。

 

しかし、柴田さんはこのタイプではないのです。

空手で言えば、直接打撃制の極真空手のように、痛みを恐れずどんどんぶち当たり、ぶっ倒れる、立ち上がり、ぶっ倒れる、これを果敢に繰り返しているようなスタイルなんです。

 

飯島も極真空手（正確には芦原空手）やっていたのでこんな例えしちゃうんですけど、痛みを先に受け入れると、結果的に成長が激早なんです。

痛いからこそ、その痛みは二度と喰らいたくないという基準が入り、上達を2倍にも3倍にも早めるのです。

でもまぁ、これ、良いか、悪いかは、正直なんともいえません。

 

飯島のコンサル対応のスタイルは決してこのスパルタ系ではありません、毎回、開業者さんごとに特性、自主性に応じてコーチングを変えて対応しています。

開業者さんによっては

「無理しないで、もっと力抜きましょ、そんなに慌てないで良いじゃない」

というアドバイスが中心となるケースもあります。あるいは、

「もっとピッチ上げていかないと！ちょっと行動不足ですよ、経営者なんだからもう少しモチベーショ上げて思い切って進んでいかなきゃ！」

というやや厳しめになることもあります。

 

では柴田さんに関してはどうかというと・・・毎回チャレンジしてはリカバリの連続ですからね。

ほとんどが「ねぎらい」となるんです。

「なるほど、そこにぶち当たりましたか・・・それ、うまくいかないことがわかりましたね。それを収穫としましょう。結果的には前進していることと一緒ですから、めげずに仕切り直しましょう。次回は別の方法で行ってみましょう！」

こんなアドバイスが圧倒的に多いかな。

 

余談ですけど、今、当コラムで公開のお許しを頂いている、浦和のMOLGECOさん、さいたま土呂のmalunさん、もしかしたら、この記事読んだら、

「え？飯島さん、オーナーさんにそんな対応しているの？」と思うかもしれません。なにせ、この3計画は本当に三者三様で、それぞれアドバイスの質が異なりますからね。

 

 

まとめますが、どの開業者さんもそれぞれの性格、気質、ペースがあります。

一般的に多い開業者さんにありがちな気質からやや飛び出たところで、勇気を有し、果敢に飛び込んでいく精神が最も強いのが柴田さんなんです。

だから、極真空手の例えをしましたが、上達する、強くなる速度が柴田さんは、とても早いと想像しています。

 

まだ、的のど真ん中に当たっていないかもしれませんが、矢を打ち続けている柴田さんは、必ず中心を射抜いてしまうと思うのです。

FlamingoFlareに関しては、どこかでガ～ンと一気にジャンプアップのような瞬間がきっと訪れる気がしております。

 

それが1年以内に起こるのか？2年めなのか？それとも5年後？7年後？

 

世の中のビジネス書を沢山出版されているような有名な経営の先生はよく言いますね、

「成功って、いつなんどき訪れるかわからない」

「成功の神様ってちょいちょい、遅刻するもの」

 

「成功は、人事を尽くして天命を待つ」とも言われますが・・・

柴田さん、まさしくこれを体現しているように思います。

人事を尽くさずに、ただ、待っているだけ人、世の中、あまりにも多いですね。

 

前述した飯島がプロデュースお断りしているような人って、まぁこういうタイプの人ですわ（笑）

 

 

◯12/2開業後半年、店舗保守点検立ち会いのため愛知出張時の記事
https://bh-inc.co.jp/news/211202-flamingo-flare-produce-6months/

◯11/10開業後4回目のセッションの記事
https://bh-inc.co.jp/news/211110-flamingo-flare-consulting-4/

◯9/28開業後3回目のセッションの記事
https://bh-inc.co.jp/news/210928-flamingo-flare-consulting-3/

◯7/8開業後1回目のセッションの記事

https://bh-inc.co.jp/news/210708-flamingo-flare-consulting-1/

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※当コラムやブログでは、コンサル中またはプロデュース中のすべての計画をご紹介しているわけではありません。あくまでも投稿の許可を頂いた開業オーナーさんのみ記事としてご紹介させていただいております。