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FUNARL ショットバー 東京都・篠崎

FUNARL

ショットバー

東京都・篠崎

〒133-0061東京都江戸川区篠崎町7-29-3ゴールデンシャイン101

http://funarl.com/
オープン
2010年10月19日
店舗面積
18坪
受講コース
フル・プロデュース

Concept

長年バーテンダーをしてきた船越丈司さんの名前からFUNARLという店名は生まれた。FUNAがR(右)とL(左)のお客をつなげていく。またはFUN(楽しむ)という意味も含めている。
店舗デザインで最もこだわったのは巨大なボトル棚と背後から光る間接照明である。特に珍しいウイスキーを取り揃えることを意識した。

オーナー船越丈司さん38歳※開業当時

制作期間

  1. 飲食店開業ノウハウレクチャー受講~事業計画診断開始
  2. ※その後4年間に幾度も物件チェックを行いながら事業計画診断を続ける。
  3. 篠崎の不動産物件適正チェック~フル・プロデュース開始。

飲食店開業レクチャー~事業計画診断~店舗デザイン~工事完了まで合計約4年 4ヶ月

Photo

  • 篠崎駅前徒歩2分ぐらいの場所にFUNARL
  • 一見、高級そうに見えるこのショットバー。しかし料金はかなりリーズナブル
  • 植え込みの木も開業に伴いビル側から整えてもらった
  • 玄関口は木のデッキが敷きつめた。
  • ショットバーらしく、控えめなスタイルの看板。
  • 入り口から店内に入った瞬間の見え方がこれ。広い店内
  • カウンターの一番手前側は、腕を置いても感触の良い革貼り
  • カウンターは10席。で長くて広いいカウンター
  • その自慢のボトル棚の全景がこれ。一番上の棚は手が届きません。
  • バーの開業にはこのとおり、お酒の初期仕入れ額が計り知れません。
  • バーといえばカウンターが醍醐味ですが、グループで来た人たちのためのテーブル席も完備
  • 酒好きのお客はバーに来れば必ずトイレに入るもの。飲食店のトイレは非常に重要
  • 船越さんもお気に入りのトイレです。
  • 販売促進用紙媒体(藤井真哉が担当)
  • オーナー船越丈司さん
  • 出会いから実に4年と4ヶ月。ようやく記念撮影

【プロデュース】飯島由敬

【店舗デザイン設計】藤井真哉

【販促・グラフィクデザイン】藤井真哉


開業の4年前、bhの飲食店開業ノウハウレクチャーを受講してくれた船越丈司さんとは本当に長いお付き合いでした。これまでの期間、数店舗の希望物件を携えて、その都度飯島のもとに事業計画診断を仰ぎにきてくれた経緯がありました。しかし、何度来ても飯島は船越さんの不十分な計画性にストップをかけ続けてきました。収支チェックをするたび利益をうまく出せない可能性高い物件ばかりが対象だったためでした。せっかく開業できても、毎月の経費のかかり過ぎにより利益が出せない開業となってはまるで意味がありません。

また明確なコンセプトも確立されておらず、何の為の開業なのかも曖昧で定まっておりませんでした。

船越さんは毎回、自身の直感により物件に魅せられ「なんとかなるのでは?」との発言が目立ちました。飯島はその度に「なんとかならなかったらどうするんですか?」という問答を繰り返してきたんです。大金をかけるわけだから、確実と思える段階まで検証、吟味した上で進めるべきだという話をしつこいぐらいお伝えしてきた計画でした。

最初の出会いから4年もの時間を要した理由のすべてがこれでした。出会った当時から準備資金を十分に持っており、物件が見つかり次第即始めようと考えていた船越さんが開業まで時間がかかってしまった理由は、すべて飯島に出会ってしまったことに尽きます。飯島に何度も止められ何度も考え直させられたのです。

長い付き合いになった分、船越さんとは本当にフランクにズバズバと物を言える間柄になっておりました。本人いわく、「飯島さんは計画中は怖かった」言います。長かった分だけ親しさも増し、その分厳しく接することも多かったというわけです。

どうであれとても立派な開業を実現させた船越さん、

開業当初から現地では有名店となり常に健全な運営を実現しております。

bhが開業者さんのための存在意義として強く実感させられた開業計画の一つでした。  bh 飯島由敬


船越丈司・開業者の声

FUNARL・開業までの軌跡(準備中)